しこく いろはにほへと

四国の魅力を公共交通機関ネタを通じて発信しています

JR四国《牟岐線沿線魅力再発見ツアー》 ゆうゆうアンパンマンカー と 阿佐海岸鉄道DMVへの乗車 その2

fumimaron707.hatenablog.com

前回からの続きです

 

出発時刻が近づいてきましたので

添乗員の誘導によりツアー列車が発車する3番ホームへ移動します

ホームへ着くのと同時に

専用のヘッドマークを付けた編成がちょうど入線してきました

ゆうゆうアンパンマンカーの今日のエスコート役は

キハ185系ともに剣山色の

キハ185-24(1号車・下り阿波海南方向)と

キハ185-1018(3号車・上り徳島方向)です

 

1・2班は1号車へ、3・4班は3号車へと分けられています

指定された座席に着席後、程なくして発車

四国内のアンパンマン列車ではおなじみのアンパンマンチャイムが流れ

車掌による停車駅等の案内があります

 

アンパンマンチャイムについて徳島の音鉄様より

引用させていただきます

[解説つき] JR四国車内チャイム全8種類 - YouTube

(この日流れたのは発着時往復とも全てアンパンマンチャイムAでした)

 

この日の担当乗務員は

運転士が“キシモト”さん、車掌が“ツジモト”さんという

“モト&モト”コンビです

 

ゆうゆうアンパンマンカーの利用は

混雑回避のため往路復路双方で

1号車の1・2班と3号車の3・4班とで途中交代制です

筆者は2班で1号車ですので

往路は徳島駅から阿南駅まで

復路は阿波海南駅から桑野駅までとなります

さすがにおじさん一人の参加で

子供たちと一緒にアンパンマンルームで戯れるわけにもいきませんので

大人しく座席パートでアンパンマンシートに座り寛ぐだけにします

 

ゆうゆうアンパンマンカーには座席パートの車端部に

お弁当やお菓子、飲み物、アンパンマングッズなどの売店

設けられていますが今日はどうやらお休みのようです

昼食が付いてるのでお弁当はともかく

お菓子や飲み物やグッズなら売れるのでは、と思いますが・・・

 

まずは二軒屋駅で上り定期普通列車との行き違いのため少々停車します

 

二軒屋駅を出発すると次の停車駅は南小松島駅です

上り普通列車との行き違い待ちの停車時間が10分ほどあるためか

扉は開けられ、車外での撮影が楽しめます

桑野駅から折り返してきた

今となっては数少なくなったキハ40系列で運用の

上り行き違い列車が着くとすぐに発車で

次の阿南駅までノンストップです

特急むろと号の停車駅となっている羽ノ浦駅は華麗にスルーします

このようなレアな体験が出来るのも貸切ツアー列車ならではですので

なかなか気分がいいものです♪


www.youtube.com

ゆうゆうアンパンマンカーの座席パートは

元々車両新造当時には半室グリーン席として運用されていたもので

ゆうゆうアンパンマンカーへの改造時に

普通車指定席扱いに格下げされた経緯があり

シートピッチはグリーン席時代からの長いままで足置きも残されました

車番がキロハ186-2であることがかつてのグリーン席を彷彿させます

ゆうゆうアンパンマンカーの車番表示
(2017年のリニューアル以前の先代ラッピング時代の撮影)

一般普通車指定席と同一料金ですので

アンパンマンのファンシーな世界観が特に気にならないのであれば

こちらの座席のほうが断然楽で快適です

筆者も快適さを求め座席のみで何度か利用したことがあります

特急剣山10号(2014年乗車当時)アンパンマン席指定券

ネット予約の際はアンパンマン席と一般席に分けられていますので

間違えることは少ないと思われますが

窓口での購入や

指定席の利用できるタイプのフリーきっぷで座席指定を受ける場合は

アンパンマン席希望の旨を伝える必要があります

 

南小松島駅から走り続けること10分あまり

徳島県南部の一級河川那賀川に架かる鉄橋を渡ると

程なくして阿南駅に到着

ホームでは阿南市のマスコットキャラクター

『あななん』がお出迎えしてくれていました

阿南駅で添乗員とともに合流するツアー参加者を乗せ

列車はこのあとさらに牟岐線を南下していきます

 

今回はここまでとします

次回へ続く・・・

 

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