前回からの続きです
出発時刻が近づいてきましたので
添乗員の誘導によりツアー列車が発車する3番ホームへ移動します
ホームへ着くのと同時に
専用のヘッドマークを付けた編成がちょうど入線してきました
キハ185系ともに剣山色の
キハ185-24(1号車・下り阿波海南方向)と
キハ185-1018(3号車・上り徳島方向)です
1・2班は1号車へ、3・4班は3号車へと分けられています
指定された座席に着席後、程なくして発車
四国内のアンパンマン列車ではおなじみのアンパンマンチャイムが流れ
車掌による停車駅等の案内があります
引用させていただきます
[解説つき] JR四国車内チャイム全8種類 - YouTube
(この日流れたのは発着時往復とも全てアンパンマンチャイムAでした)
この日の担当乗務員は
運転士が“キシモト”さん、車掌が“ツジモト”さんという
“モト&モト”コンビです
ゆうゆうアンパンマンカーの利用は
混雑回避のため往路復路双方で
1号車の1・2班と3号車の3・4班とで途中交代制です
筆者は2班で1号車ですので
さすがにおじさん一人の参加で
子供たちと一緒にアンパンマンルームで戯れるわけにもいきませんので
大人しく座席パートでアンパンマンシートに座り寛ぐだけにします
ゆうゆうアンパンマンカーには座席パートの車端部に
設けられていますが今日はどうやらお休みのようです
昼食が付いてるのでお弁当はともかく
お菓子や飲み物やグッズなら売れるのでは、と思いますが・・・
まずは二軒屋駅で上り定期普通列車との行き違いのため少々停車します
上り普通列車との行き違い待ちの停車時間が10分ほどあるためか
扉は開けられ、車外での撮影が楽しめます
桑野駅から折り返してきた
今となっては数少なくなったキハ40系列で運用の
上り行き違い列車が着くとすぐに発車で
次の阿南駅までノンストップです
特急むろと号の停車駅となっている羽ノ浦駅は華麗にスルーします
このようなレアな体験が出来るのも貸切ツアー列車ならではですので
なかなか気分がいいものです♪
ゆうゆうアンパンマンカーの座席パートは
元々車両新造当時には半室グリーン席として運用されていたもので
ゆうゆうアンパンマンカーへの改造時に
普通車指定席扱いに格下げされた経緯があり
シートピッチはグリーン席時代からの長いままで足置きも残されました
車番がキロハ186-2であることがかつてのグリーン席を彷彿させます
一般普通車指定席と同一料金ですので
アンパンマンのファンシーな世界観が特に気にならないのであれば
こちらの座席のほうが断然楽で快適です
筆者も快適さを求め座席のみで何度か利用したことがあります
ネット予約の際はアンパンマン席と一般席に分けられていますので
間違えることは少ないと思われますが
窓口での購入や
指定席の利用できるタイプのフリーきっぷで座席指定を受ける場合は
アンパンマン席希望の旨を伝える必要があります
南小松島駅から走り続けること10分あまり
程なくして阿南駅に到着
『あななん』がお出迎えしてくれていました
阿南駅で添乗員とともに合流するツアー参加者を乗せ
列車はこのあとさらに牟岐線を南下していきます
今回はここまでとします
次回へ続く・・・
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