前回の続きです
阿波池田駅で10分ほど停車後
列車はラストスパートの大歩危駅に向けて発車
隣の三縄駅で上りの岡山行き特急南風12号と行き違いのため
3分ほどの運転停車です
この三縄駅では地元の方が飼われているワンちゃんが
駅長として歓迎に出てきてくれています
この日は運行開始6周年のお祝いのプラカードを持っての登場です
車内からのプチ撮影会が繰り広げられる中
行き違いの特急南風12号が颯爽と駆け抜けていきます
(駅構内ポイント通過の際の速度制限を受けているため
さほど高速ではありませんが)
ここも絶景区間で徐行運転があります
この辺りは険しい四国山地の北側になります
阿波池田駅手前よりも急峻な地形が見られるようになってきました
そして絶景を眺めていると・・・
食前に注文していた
香川県産さぬきひめという品種の苺がふんだんに盛られた
さくら紀行限定
数量限定のイチゴのタルトが
食後のコーヒー&プチデザートとともに
ここで登場です!
なんとも美しい盛り付けに食べるのが惜しまれます
タルトでお腹がいっぱいになるので
プチデザートの和三盆クッキーとマドレーヌは持ち帰りました
ケーキの写真を撮っていると
アテンダントさんが車内販売の会計に廻ってきたので
それを済ませてから食します
いやもう、ただただ美味しい!!の一言です
ちなみに季節ごとに内容が変わるケーキもメニューにあって
このシーズンはティラミスが提供されるようです
あとはりんごのタルトも
折りしも絶景徐行区間である小歩危(こぼけ)に差し掛かるところで
ケーキを味わいながら中座して絶景にカメラを向けるという忙しさです(笑)
ここら辺の吉野川ではカヤックやラフティングを楽しまれる方が多く
この日はカヤックの二人組がいらっしゃいました
さらにさくら紀行2023年版
特製ポストカードが乗客皆さんに配られます
そして列車が再び吉野川を渡り大歩危に入る絶景徐行区間になります
対岸のドライブインでは毎年春のこの時期
100匹ほどのこいのぼりを吉野川の上で泳がせています
いい具合に風も吹いていて綺麗にたなびいていました
川にはこのドライブインが運航させている川下りの遊覧船も見られました
車内アナウンスで乗車御礼と乗り継ぎの案内が放送される中
後方から下りの高知行き特急南風7号が高速で追い掛けてきているため
徐行もそこそこに忙しなく終点大歩危駅に到着です
今ではすっかりお馴染みとなった法螺貝吹鳴隊による歓迎を受けます
大歩危駅付近はすでに葉桜でしたが
いいさくら紀行道中になりました
自然が相手だけに完璧にタイミングを合わせるのは至難の業
時の運に任せるしかありません
しかしどっちかといえば“花より団子”派な筆者は
車内で期間限定メニューをいただけただけでも十分納得満足です(笑)
それでは帰路に就きます
次回へ続く・・・
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