しこく いろはにほへと

四国の魅力を公共交通機関ネタを通じて発信しています

今しかない!JR四国 夏限定の臨時駅開設・日本一営業日が短いJR駅も

JR四国では

香川県予讃線徳島県牟岐線

毎年夏のある一時期にしか営業しない臨時駅が開設されます

 

目次

日本一営業日が短いJR駅

営業日とダイヤ

まず予讃線の方は

子供の守り神として知られる

津嶋神社例大祭に合わせて

きたる8月4日と5日の二日間限定

海岸寺駅と詫間駅との間

高松方面からだと瀬戸内海の絶景を間近に見た直後の位置に

津島ノ宮駅が開設されます

一年のうち2日しか営業しない日本一営業日の短いJR駅として

全国の鉄道ファンにはそこそこ知られている駅です

下り特急車内から津島ノ宮駅付近
中央の画像赤い橋の先の小島に神社本殿がある
上り特急車内から津島ノ宮駅付近
駅奥の小屋風の建物で臨時窓口が開設される


臨時停車するのはいずれも乗車券のみで利用できる普通列車のみで

 

初日の8月4日は

下りが

高松7:40発 観音寺行き から

高松20:13発 観音寺行き まで 計21本

 

上りが

伊予西条6:48発 高松行き から

観音寺20:52発 多度津行き まで 計22本

 

二日目の8月5日は

下りが

高松7:40発 観音寺行き から

高松14:52発 観音寺行き まで 計10本

 

上りが

伊予西条6:48発 高松行き から

観音寺15:12発 高松行き まで 計11本

 

のべ64本です

記念入場券を販売

両日、列車が停車する時間帯には

臨時の窓口が開設*1され

津島ノ宮駅記念入場券*2が販売されます

またホームの駅名標の裏面に2日間限定の記念駅名標が設置され

記念撮影が楽しめたりもします

 

駅降りたらすぐそこが砂浜

開設期間とダイヤ

一方で牟岐線の方は

風光明媚な徳島県南部の海岸、田井ノ浜にて

海水浴場の開設に合わせて

由岐駅と木岐駅の間に田井ノ浜が開設され

今年2023年はすでに7月15日から開設済みで

8月6日までの23日間の営業

上下各3本のべ138本運転

 

下り

徳島         田井ノ浜     牟岐     阿波海南

 9:30発→10:54着10:54発→11:22着→11:38着

11:30発→12:55着12:56発→13:23着→13:38着

13:30発→14:55着14:56発→15:23着→15:38着

 

上り

阿波海南   牟岐         田井ノ浜     徳島

12:08発→12:23発→12:51着12:51発→14:11着

14:08発→14:23発→14:51着14:51発→16:11着

16:08発→16:23発→16:51着16:51発→18:11着

 

この田井ノ浜海水浴場は

駅を降りたら間髪入れずすぐ目の前が浜という抜群の好立地です

日中に特急むろとが運転されていた頃にはむろとも臨時停車していました

4年ぶりに海水浴場が開設ということで駅も4年ぶりの営業です

2016年4月実施の牟岐線ツアー列車で来訪した際の田井ノ浜
田井ノ浜駅ホームからの眺め、いかに浜と隣接しているかが覗える

最後に

コロナ禍の影響でお祭りの中止や海水浴場が開設されないなどで

見送られたりはしましたが

両駅そろっての開設は4年ぶりになります

詳しくは公式リリースをご参照ください

夏の臨時列車運転のお知らせ/20230519.pdf

日本一営業日が短いJR駅「津島ノ宮駅」を開設します!/20230720.pdf

 

コロナ禍前の日常が戻りつつあることを実感しますね

すでに今夏でも各地で猛暑日が度々観測されるなど

年を追うごとに夏の暑さが厳しく感じるようになってしまっていますが

真夏の思い出作りにいかがでしょうか

 

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*1:8月4日は8時30分から21時00分まで・5日は8時30分から15時00分まで、ただし予定枚数なくなり次第終了

*2:大人用190円は通常駅名標、小児用90円は2日間限定記念駅名標のデザインで大人・小児各1000枚用意、なくなり次第終了