しこく いろはにほへと

四国の魅力を公共交通機関ネタを通じて発信しています

首都圏の豪華観光列車『THE ROYAL EXPRESS』 初めての四国・瀬戸内へ

首都圏の伊豆急行所属の観光クルーズトレイン

THE ROYAL EXPRESS

このたび2024年1月26日(金)に

初めてツアー客を乗せて四国に乗り入れました

首都圏以外では北海道以来の出張遠征運行となります

 

『四国・瀬戸内クルーズトレイン』

と銘打って岡山駅発着3泊4日で

四国の瀬戸内側を巡るツアーで

東急・JR四国・JR貨物・JR西日本がタッグを組んだ

観光振興・地域活性化プロジェクトとなっています

www.the-royalexpress.jp

1月26日(金)出発分を皮切りに毎週金曜日出発で

3月1日(金)出発分まで計6回催行予定です

一番安いプランでも

宿の2名1室利用で一人あたり96万円という

さすがはROYALの名に恥じない高価格にもかかわらず

定員の2倍ほどの応募があり

既に全ての出発日において満席とのこと

すごい!

 

今回のJR四国内運行にあたっては

全ての列車行程において電化区間のみなので

一見単独でも走行できそうに思われますが

なぜか機関車を繋いでいます

それは予讃線香川県愛媛県の県境にある

鳥越トンネルの断面が小さく

そのために架線の高さが極端に低くなり

電車車両については

屋根の集電装置に当トンネルを通過させるための

対策がとられた車両しか自走できないためで

まるで甲種輸送のごとく機関車(と電源車)を連結した

見た目不自然な編成での運行になりました


www.youtube.com

ちなみに日本国内唯一の定期便寝台特急サンライズ号の

285系車両は当トンネルを通れるよう対策がとられていて

一時は松山まで延長運転されていたこともあります

一方で瀬戸大橋線快速マリンライナーで運用されている

5000系車両は通れなかったりします

 

また先日、NHK松山版の夕方ローカルニュースで

放送されたと思われる映像も明後日2月2日夕方まで

NHK+にて配信されています

(ギリギリですみません)

次回を含めてまだあと5回の日程で四国内で走行しますが

筆者にとっては高嶺の花過ぎて乗れない分

お出かけの機会にせめてどこかでお目にかかれたらいいなぁ・・・

などとほのかに思っています

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