しこく いろはにほへと

四国の魅力を公共交通機関ネタを通じて発信しています

JR四国・徳島バス 共同経営制度開始から一年 その成果は?

fumimaron707.hatenablog.com

 

昨日JR四国と徳島バスの共同経営区間

牟岐線終端の阿波海南(海部高校前)まで延伸され

利便性が向上しましたが

昨年4月に共同経営制度が始まって1年余りが経過した今

一定の成果があったようです

 

目次

乗客数大幅増加!

5月19日付の地元紙面の記事によると

共同経営区間阿南駅~浅川間の両社の

2022年度の乗客数は2077人

前年度2021年度乗客数541人の3.8倍

 

そして

年間で49人の増加を見込んでいたところ、

1536人も増えた

そうです

 

当初の増加見込みを大幅に上回ったことについて

両社の見解では

初乗り運賃を支払わなくて済むほか

視察が相次いだことが影響した

とありましたが

阿佐海岸鉄道の開業も少なからず

影響しているのでは?と思われます

 

3.1疑惑?

電子版記事

徳島バス・JR四国共同経営1年 「便利になった」乗客は計画の31倍|社会|徳島ニュース|徳島新聞デジタル

の見出しでは倍数字の大きさがやたら目立っているものの

その増え方の詳細が分からず

さらに会員限定公開記事のため真相がつかめず

公式ツイッターの当該記事では「3.1倍の間違いでは?」などと

モヤモヤした憶測まで見られますが

目を引くこの驚愕の倍数字はどうやら

増加見込人数に対するもののようです

これは、おそらく増えた印象を強調して関心を引き付け

いわゆる“バズらせたい”意図からなのでしょう

 

まぁ両社の増加人数の過小見込みはともかくとして

一定の成果は上がっているようなので

沿線民としては嬉しい限りです

 

とにかく利用し続けるしかない

今後、更に増加傾向が続くよう

そして赤字体質からの脱却に一歩でも近付いていくよう

切に願うところです

そのためにも我々利用者がそれに応えて

とにかくせっせと継続的に活用していきたいものです

 

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