四国の右下でDMVを運行している阿佐海岸鉄道
このたび一日限りで
奈半利駅まで特別運行されることになりました
日程は
2023(令和5)年8月30日(水)
運行ルートは土日祝日運行の室戸便のをそのまま延伸させるようです
大正時代から四国循環鉄道の一端として計画があった区間ですが
2002(平成14)年に後免~奈半利間で
それぞれ開業して以降は
この奈半利駅延伸特別運行企画により百年来の夢に近付くべく
未成区間が見えない線路で初めて繋がることになります
地元ローカル紙によると7月25日に試験運行が始まり
運行ダイヤは
下り便が
阿波海南文化村09:42発→奈半利12:08着
上り便が
奈半利14:12発→阿波海南文化村16時39分着
の1往復を計画
試験運行の結果により今後正式なダイヤが決定される*2とのこと
室戸便の終点海の駅とろむから先の延伸区間の途中には
さらに乗務員訓練を兼ねた試験運行が
きたる8月1日(火)と22日(火)・23日(水)に
実施されるとのことです
8月30日(水)の本運行当日は
坂本竜馬をデザインした赤い3号車“阿佐海岸維新”
が割り当てられるそうで片道運賃は3,500円
1台のみでの運行予定のため定員17名ぽっきりです
7月30日(日)から阿佐海岸鉄道や高知県のHPで詳細が公表され
予約フォームからを受け付けるとのことで
申し込み者多数の場合は抽選になるようです*4
4月に高知県からこの企画の提案があり準備が進められ
まもなく四国運輸局から認可される見通しだそうです
阿佐海岸鉄道としてはこの特別運行は
定期運行への挑戦に向けての第一歩としてとらえているようで
夢が広がりますね
*2:7/30追記・7月28日の阿佐鉄公式発表によると下り便は奈半利12:00到着・上り便時刻変更なしで決定、下り上り両便とも海の駅とろむにて10分程度の休憩設定
*3:7/30追記・7月28日阿佐鉄公式発表によると奈半利駅でモードチェンジ実演と記念撮影会を到着直後の12:10~12:25と折り返し発車直前の13:50~14:05に実施、乗客以外でも参加可能
*4:7/30追記・7月28日阿佐鉄公式発表によると申込期間は令和5年8月14日(月)17:00まで
【8月30日】DMV奈半利便 受付フォームで、抽選になった場合の結果発表は8月16日(水)に申し込んだ際のメールアドレスへ当選者のみにを予定