しこく いろはにほへと

四国の魅力を公共交通機関ネタを通じて発信しています

四国の右下へGo!Go!Go! その3

fumimaron707.hatenablog.com

旅の二日目

まずは早朝6時10分発の

始発便赤い3号車阿佐海岸新933

の発車を見送ってのスタートです

この時期の始発便発車時刻は日の出前ということで

まだ夜の名残が漂っています

次第に水平線から明るくなってきました

二日目もいい天気です

目覚ましがてら

たまには朝食前に朝風呂決めてみようと大浴場へ下りていきます

ここは二つの浴場を日替わりで

それぞれ男女交互に使うようになっていて

昨日入ったのとは違う方へ向かいます

二つの違いは高温サウナかミストサウナかというだけで

ほかの設備は同じです

日の出直前の明けゆく水平線の絶景を拝んできました

例によって浴場からの画像はないので

客室からの日の出・朝日ショット

1月12日現在だと日はこの角度になります

水平線のど真ん中から日が上がるのはまだだいぶ先ですかね

そして朝ごはん♪

一時休止されていた?選べる干物が復活していました

昨年4月の宿泊時には焼魚は鮭一択だったので嬉しいです

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この日は鯵、鯛、のどぐろ、鮭の4種類が用意されていて

鯛をチョイス

まずフリードリンクのオレンジジュースと

あったかい寒茶で胃のウォーミングアップしてからいただきます♪

ごはんはおかわり自由でしたが

おかずの種類が多くておかわりしなくても十分でした

美味しく完食してホットコーヒーで〆て

部屋に戻り出発の身支度です

そしてチェックアウトしてのりばへ

朝一番から頑張っている赤い3号車阿佐海岸維新933に加え

月木金ダイヤでは道の駅宍喰温泉発の朝8時台から

2台続行体制での運行ということで

緑の2号車すだちの風932が車庫から回送でやってきました

完全貸切状態で8時58分定刻に発車し

海の駅東洋町までの一区間だけ乗車します

隣には牟岐発着の徳島バス南部のバスが待機中でした

昨年4月の来訪時には

ここの名物スタイルの昼食を摂って帰っていったのですが

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今回は“四国みぎした55フリーきっぷ”ということで

さらに南下し室戸まで向かいます

ここから高知東部交通の室戸営業所行のバスに乗り継ぐわけですが

1時間ほど待つので

施設の産直コーナーで土産物などを物色することに

入口ではとっても魅力的な定食のメニュー看板が

「おいで~おいで~美味しいよ~今食べんといつ食べるんよ~」

と強く激しく手招きしていましたが

これから美味しいランチを食べに行くので

ここは我慢、我慢、我慢、またの機会に

ということで入店し地元土産の野根まんじゅう

そしておやつ用に同じく高知名物

ご当地パンのぼうしパンなどを買ってきました

そばの白浜海水浴場の砂浜では

正月飾りを焚き上げるいわゆる「どんど焼き」の準備が

なされていてひときわ目を引きました

地域によっては「左義長(さぎちょう)」

などとも呼ばれる日本古来からの伝統行事ですね

夏場に海水浴客で賑わう以外は静かな浜ですが

こういう光景は新鮮に映ります

年明け時期のほんの短期間しかお目にかかれないので

貴重なものを見させてもらいました

ちなみにお焚き上げは

この3日後の1月15日早朝に実施されたようです

 

10時03分

室戸営業所行のバスがやってきました

日野のかわいいポンチョです

乗車するとなんとまたまた貸切!

(まぁ観光オフシーズンの平日なので所詮こんなもんです)

バス車内から
出発点の海の駅東洋町

左喜浜(さきはま)地区までの30分近く一人きりが続きました

国道55号線の絶景海岸線区間をひたすら南下したその先には

廃校した小学校を水族館にリノベーションし

2018年4月にオープンして以来

四国右下屈指の大人気立ち寄りスポットになっている

 むろと廃校水族館があります

開業後には

水族館敷地内駐車場まで乗り入れるようになり

アクセスがとても便利になりました*1

今回はスケジュールの都合で訪問はスルーしますが

いつか別の機会にご紹介できればと思います

 

そしてまもなくバスは室戸岬方面への乗継点となる

室戸世界ジオパークセンター停留所へ乗り入れて停車

前方には当停留所始発の安芸営業所行のバスが待機中です

ここで運転手さんが交代しました

実は以前安芸~甲浦間は1つの繋がった系統で

安芸営業所からジオパーク止まりの便と

甲浦までのロングラン通し便が運行されていて

すべて室戸岬経由だったんですが

何年か前から

甲浦~県道トンネル経由・室戸高校前~室戸営業所の甲浦室戸系統

安芸営業所~室戸岬ジオパークセンターの安芸ジオパーク系統

2つの系統に分離されました

以前の1つの系統だけだった頃の名残か

甲浦系統便からはただちに安芸系統便に接続が取られている反面

逆の安芸系統便からは運行本数の差から

甲浦系統へただちに接続しない便があります

また、ジオパークセンター停留所で相互に乗り継ぐと

割引が適用されるようです(下記公式サイト参照)

室戸ジオバス停乗継案内 - 高知東部交通株式会社 | 公式ホームページ

当地を交通機関で訪れるときはいつも55フリーきっぷなので

この恩恵を実感したことはありませんが

 

さて行程の続きです

今回は室戸岬には向かわず

岬の根元をトンネルショートカットして

市街地に直行したいので

乗り換えることなくそのまま乗車します

見るからに観光客っぽいいでたちから

筆者が室戸岬の方に向かうものと思われていたのか

運転手さんから「乗換えなくてええんやね?」と

念押し確認されました

(前に同じ目的で来たときにもこんなことがあったので

聞かれるかな?と構えていたら案の定でした笑)

室戸岬を経由しない甲浦系統の室戸営業所行は
ジオパークセンターを出てすぐに県道へ右折し
岬の付け根を山越えショートカット
室戸市街地への速達性を図っている
系統分離を機に新設された運行ルートとなる

そしてバスはさらに進んで室戸市街地に

さすがは市街地とあって乗車降車が相次ぎ

一時は座席がほぼ埋まるほどの盛況ぶりでした

海の駅東洋町から1時間ほど

目的地の室戸停留所で下車します

ちなみに高知東部交通バスで対応している交通系ICカードは

高知県内ローカルのですかだけ

Suica、ICOCAといった全国系のは使えませんのでご注意を

ちなみにですかはご当地ではご年配の方にも広く普及しているようで

地元民と思われるご年配の乗客の半数以上が

難なくスマートに使いこなされておられました

さてここから漁港方面へ徒歩で5分ほどのところにある人気飲食店で

名物のアレをいただくわけですが

長くなったので一区切り、次回へといたします

 

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*1:DMV開業以前はR55号線側にある「椎名学校前」(のちに改称され「むろと廃校水族館前」)停留所が最寄だった