明けて翌朝
朝食は1階フロント横の食事処で
選べる朝定食です
メニューは
と郷土色多めで
夜は居酒屋として営業しているせいか
魚介系が充実しています
宿泊プラン付属の朝食チケットを
注文カウンターで渡し注文
出来上がりを知らせてくれる
呼び出し受信機が渡され好きな席で待ちます
水やお茶、食後のコーヒーは
セルフサービスです
(コーヒーは1食につき1杯限り)
大して待たされることなく
じきに呼び出しが掛かり受け取ります
チョイスしたのは地物のカンパチ刺身定食
ブリやハマチ*1っぽい見た目ですが
それらよりも幾分あっさりしていて
魚独特の脂のクセが苦手な人でも食べやすいかと思います
実際マグロはトロより断然赤身派の筆者でも
抵抗なく美味しく食べられるので
でもまぁ鮮度にも依るんでしょうけど
少なくともここのは間違いないです
海水温が高い地域に生息する種らしいので
北日本地域では馴染みがないかもしれませんが
そんな地域の皆さんにも
是非試してみてほしいところです
実は高知のカンパチって知る人ぞ知る名物なんです
特に前日に
夜明けのものがたり開花の抄でも停車した
須崎の海で養殖されたものが
ご当地ゆるキャラしんじょう君の
全国区での人気と相まって
ここ何年かでじわじわと
注目度が上がってきている印象です
道の駅の通販サイト↓でも取り扱っています
|
都市部では高級魚扱いらしいですが
漁港が割りと身近にある四国住みだと
そこまで高級なイメージではなく
ブリやハマチに近いイメージなんですけどね
(意見には個人差があります)
あと、この店
TKGやしらす丼、洋食メニュー以外は
朝からメインディッシュを
一人用ながら舟盛りの器で出してくれるなんて
いかにも豪快なイメージの土佐流といったところ
ここの朝食も泊まる楽しみの一つになっています
以前はかつおの角煮をほぐしたものを
白御飯の上にのっけた
かつお飯定食もメニューにありましたが
いつしかやめてしまったみたいです
食後のコーヒーで一服してから客室に
上方の階の通路のエレベーターホールのある側からは
高知駅に停まっている列車が見られます
ちょうど8時01分発の岡山行き南風6号
前日に乗ってきた2700系
きいろいアンパンマン編成が居ました
身支度をしてチェックアウト
この一本後の9時13分発
岡山行き南風8号で帰路に就きます
車庫から回送でやってきた南風8号
2700系3両編成
途中の阿波池田駅で降りて
徳島行き剣山号に乗り継ぐので
スムーズに降りられるように
乗降口に近い自由席を無事に確保
3号車は丸ごと自由席車の設定のはずなんですが
なぜか進行方向最後部の2席だけ指定席*2になっていました
ただでさえ自由席が減らされてるのに
ここを指定席にする意味って?
あまりにも指定席誘導が露骨過ぎませんか
JR四国さん
発車時刻が近くなるにつれ座席は次々と埋まっていきます
列車は定時に発車し
次の次の停車駅土佐山田駅で乗車してきた老夫婦
すでに3号車の自由席は埋まっており
着席できず困り果てたご様子で
挙句の果て「とりあえずここに座っていよう
車掌さんが(車内改札に回って)来るまで」
とすぐ後ろの指定席に着座されました
車掌さんが回ってくると
案の定注意を受けましたが
この時点からだと降りる駅まで
まだ30分ほど座れないことになるので
それではやっぱりしんどいからということで
この先の座席の予約がないことを確認の上
結局座席料金を支払いそのまま利用することに
なんだか罠に掛かった野兎が観念したみたいで
不憫でお気の毒に思えました
途中駅からでもなるべくなら
安く上がる自由席に座りたいと思うのが
人情というものです
ダイヤ改正からまだ日が浅く
南風号の自由席が減らされたことを
ご存じない人は決して少なくないことでしょう
とりあえず救済措置というスタンスでしょうか
9月30日までの期間限定ながら
近距離利用客向けに
自由席料金で指定席が利用できる
販売されているみたいですが・・・
定時10時19分に阿波池田駅停車
隣はこの日あかいアンパンマン編成の
南風3号高知行き
(乗り換え急ぐためブレブレですが苦笑)
跨線橋を渡って3番ホームに居る
10時30分発の徳島行き
特急剣山6号に乗り換えます
前日に引き続きゆうゆうアンパンマンカー連結の
キハ185系3両編成です
この画像ではわかりづらいですが発車案内標には
ドット画でアンパンマンのマークが描かれています
跨線橋階段に近く
トイレ設備のある1号車(キハ185系0番台)に
乗客が集中していたようで
トイレのない後方の3号車(キハ185系1000番台)は
このとおり閑散としています
あと2号車のゆうゆうアンパンマンカーも
月曜日ということで前日ほど
混雑はしていませんでした
徳島駅には定時11時43分
切り欠きの1番ホームに到着
これにて今回の旅は終了になります
最後になりましたが今回利用したのは
JR四国ツアーWebにて発売の
しあわせめぐり旅シリーズ
志国土佐 時代の夜明けのものがたり・開花の抄
JRクレメントイン高知宿泊プランでした
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました
✳おまけ
折しも先日
JR四国公式YouTubeチャンネルに
高知を鉄道で旅する動画がアップされていました
今回旅して来たところなども
紹介されていますので
是非ご覧になってみてください
了