桜はまだかいな?JR四国【志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり・さくらの抄】でめぐる春の西土佐路 〔4〕了

fumimaron707.hatenablog.com

 

明けて翌朝

朝食は1階フロント横の食事処で

選べる朝定食です

メニューは

  • かつおたたき
  • 地物カンパチ刺身
  • 地場の卵の卵かけご飯
  • 地物のしらす丼
  • 焼き鯖
  • トーストセット(洋定食)

と郷土色多めで

夜は居酒屋として営業しているせいか

魚介系が充実しています

 

宿泊プラン付属の朝食チケットを

注文カウンターで渡し注文

出来上がりを知らせてくれる

呼び出し受信機が渡され好きな席で待ちます

水やお茶、食後のコーヒーは

セルフサービスです

(コーヒーは1食につき1杯限り)

大して待たされることなく

じきに呼び出しが掛かり受け取ります

チョイスしたのは地物のカンパチ刺身定食

ブリやハマチ*1っぽい見た目ですが

それらよりも幾分あっさりしていて

魚独特の脂のクセが苦手な人でも食べやすいかと思います

実際マグロはトロより断然赤身派の筆者でも

抵抗なく美味しく食べられるので

でもまぁ鮮度にも依るんでしょうけど

少なくともここのは間違いないです

海水温が高い地域に生息する種らしいので

北日本地域では馴染みがないかもしれませんが

そんな地域の皆さんにも

是非試してみてほしいところです

 

実は高知のカンパチって知る人ぞ知る名物なんです

特に前日に

夜明けのものがたり開花の抄でも停車した

須崎の海で養殖されたものが

ご当地ゆるキャラしんじょう君

全国区での人気と相まって

ここ何年かでじわじわと

注目度が上がってきている印象です

道の駅の通販サイト↓でも取り扱っています


 

都市部では高級魚扱いらしいですが

漁港が割りと身近にある四国住みだと

そこまで高級なイメージではなく

ブリやハマチに近いイメージなんですけどね

(意見には個人差があります)

 

あと、この店

TKGやしらす丼、洋食メニュー以外は

朝からメインディッシュを

一人用ながら舟盛りの器で出してくれるなんて

いかにも豪快なイメージの土佐流といったところ

ここの朝食も泊まる楽しみの一つになっています

以前はかつおの角煮をほぐしたものを

白御飯の上にのっけた

かつお飯定食もメニューにありましたが

いつしかやめてしまったみたいです

(参考)2021年5月宿泊当時の朝食メニュー表とかつお飯定食

食後のコーヒーで一服してから客室に

上方の階の通路のエレベーターホールのある側からは

高知駅に停まっている列車が見られます

ちょうど8時01分発の岡山行き南風6号

前日に乗ってきた2700系

きいろいアンパンマン編成が居ました

身支度をしてチェックアウト

この一本後の9時13分発

岡山行き南風8号で帰路に就きます

1・2番ホームから
宿泊したJRクレメントイン高知

車庫から回送でやってきた南風8号

2700系3両編成

途中の阿波池田駅で降りて

徳島行き剣山号に乗り継ぐので

スムーズに降りられるように

乗降口に近い自由席を無事に確保

3号車は丸ごと自由席車の設定のはずなんですが

なぜか進行方向最後部の2席だけ指定席*2になっていました

ただでさえ自由席が減らされてるのに

ここを指定席にする意味って?

あまりにも指定席誘導が露骨過ぎませんか

JR四国さん

発車時刻が近くなるにつれ座席は次々と埋まっていきます

列車は定時に発車し

次の次の停車駅土佐山田駅で乗車してきた老夫婦

すでに3号車の自由席は埋まっており

着席できず困り果てたご様子で

挙句の果て「とりあえずここに座っていよう

車掌さんが(車内改札に回って)来るまで」

とすぐ後ろの指定席に着座されました

車掌さんが回ってくると

案の定注意を受けましたが

この時点からだと降りる駅まで

まだ30分ほど座れないことになるので

それではやっぱりしんどいからということで

この先の座席の予約がないことを確認の上

結局座席料金を支払いそのまま利用することに

なんだか罠に掛かった野兎が観念したみたいで

不憫でお気の毒に思えました

途中駅からでもなるべくなら

安く上がる自由席に座りたいと思うのが

人情というものです

ダイヤ改正からまだ日が浅く

南風号の自由席が減らされたことを

ご存じない人は決して少なくないことでしょう

とりあえず救済措置というスタンスでしょうか

9月30日までの期間限定ながら

JR西日本e5489

自由席料金で450円区間または760円区間

近距離利用客向けに

自由席料金で指定席が利用できる

お手軽南風チケットレス(pdf)

販売されているみたいですが・・・

 

さて列車は快調に土讃線を北進し*3

定時10時19分に阿波池田駅停車

隣はこの日あかいアンパンマン編成

南風3号高知行き

(乗り換え急ぐためブレブレですが苦笑)

跨線橋を渡って3番ホームに居る

10時30分発の徳島行き

特急剣山6号に乗り換えます

前日に引き続きゆうゆうアンパンマンカー連結の

キハ185系3両編成です

この画像ではわかりづらいですが発車案内標には

ドット画でアンパンマンのマークが描かれています

跨線橋階段に近く

トイレ設備のある1号車(キハ185系0番台)に

乗客が集中していたようで

トイレのない後方の3号車(キハ185系1000番台)は

このとおり閑散としています

あと2号車のゆうゆうアンパンマンカーも

月曜日ということで前日ほど

混雑はしていませんでした

徳島駅には定時11時43分

切り欠きの1番ホームに到着

これにて今回の旅は終了になります

 

最後になりましたが今回利用したのは

JR四国ツアーWebにて発売の

しあわせめぐり旅シリーズ

志国土佐 時代の夜明けのものがたり・開花の抄

JRクレメントイン高知宿泊プランでした

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

✳おまけ

折しも先日

JR四国公式YouTubeチャンネルに

高知を鉄道で旅する動画がアップされていました

今回旅して来たところなども

紹介されていますので

是非ご覧になってみてください


www.youtube.com

 

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*1:関東地方ではイナダと呼ぶらしい

*2:通路挟んだ反対側は車椅子客用スペースのため座席無し

*3:南風8号は阿波池田駅までの間において途中駅での下り高知行き南風号待ちの運転停車が一切ない上に大杉駅にも停車しない区間最速便の一つ