早過ぎた開花の昨年とは対照的に
今年は3月下旬以降ようやく各地で
ソメイヨシノの開花発表が相次ぎ
その後4月に入ってからは満開の便りも増えました
桜前線は順調に北上中です
こと四国においては気象台の公式発表では
3月23日に高知市が全国一番乗りで
3月27日に愛媛・松山市で
3月29日に香川・高松市で
4月1日に徳島市で
それぞれ開花発表され
高知市では3月31日に
徳島市で4月6日に
それぞれ満開を迎え
今はもう旬は過ぎつつあります
今回のお出かけは高知の西部
いわゆる西土佐と呼ばれる地域を
JR四国の観光ものがたり列車
志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり
に乗って春を見つけにめぐります
高知での開花発表あった翌日の
3月24日(日)
まず徳島駅から9時00分発の
徳島線特急列車 剣山3号で
阿波池田駅まで向かいます
キハ185系3両編成です
3月16日(土)の今春ダイヤ改正後から
ゆうゆうアンパンマンカーの運用が変更され
取りやめになった一方で
営業運行されることになりました*1
春休み期間中の日曜日ということもあってか
小さな子供連れファミリーが記念撮影して
乗り込む姿が多く見られました
以前は徳島駅からだと
午前中には乗れませんでしたからね
朝から乗りたいという
徳島のファミリー層の需要に
応えた格好でしょうか?
阿波池田には10時15分着
わずか5分の接続で下りたホームの
すぐ隣のホームから10時20分発
高知行きの特急南風3号に乗り換えです
この日はきいろいアンパンマン編成
通常3両で運転のところ
1両増結の4両フルアンパンマン編成です
さすが春休み中の繁忙期設定期間とあって
なかなかの混雑
今改正から特急南風号では指定席が増やされた分
自由席が減らされた*2ので
途中駅からだとまず座れないだろうと見込み
あらかじめ指定席を確保していました
1時間以上の立ちっぱなしは
絶対に勘弁してほしいお年頃なので
JR西日本のネット予約システム
e5489(い~ゴヨヤク)で
楽々手配したんですが
チケットレスを選ぶと通常料金よりも安かったりします
(といいつつ発券も出来るという矛盾...)
アンパンマン車内チャイムからの
お馴染み戸田恵子さんボイスでの
アンパンマン列車乗車御礼アナウンスのあと
終点高知駅に11時30分少し過ぎ
定時より数分遅れての到着です
今春ダイヤ改正以前この南風3号からは
夜明けのものがたりの下り便
窪川行き立志の抄に接続を取っていたんですが
ダイヤ改正以降、大幅に運転時刻が変更され
その立志の抄には
から接続を取るようになりました
よって今回乗車するのは
窪川発の上り便開花の抄となります
ということで引き続き
11時49分発特急あしずり3号
中村行きに乗り継ぎます
(この時間帯のあしずり号も
ダイヤ改正後のパターンダイヤ開始により
発車が以前よりも約10分遅くなりました)
今では末端区間で運用に就いている
2000系2両編成です
南風3号ほどではありませんが
高知駅発車時点では
窓際席は埋まりつつありました
もうお気づきかと思いますが
徳島駅から乗った特急3本とも
“3号”が割り振られていて
“3号のトリプル連鎖”になりました
女性車掌さんによる車内改札後
小腹が空いてきたので
徳島駅出発前に
駅のベーカリーショップで買ってあった
惣菜パンをかぶりつきます
高知駅から1時間余りの12時57分
夜明けのものがたりの待つ窪川駅で下車
徳島駅からここまで4時間ほどの行程なんですが
松山に向かうのより早く着くのに
松山に向かう時より疲労感を覚えるのは
なんでだろう?と
いつもこの界隈を訪れるたびに思います
これは年齢に関係なく以前からそうでした
乗換えが2回あるから?
過疎路線の予土線に近いせいからの秘境感?
まぁそんなことどうでもいいですよね苦笑
朝徳島を出るときに降っていた雨は
窪川に着くまでには上がり
湿気を帯びた生暖かいムワっとした空気に
南国感を覚えます
四国外民、特に冬は極寒の
北日本地方民の皆さまからすれば
四国全体が南国って
イメージなんでしょうけれど
四国に住んでいると高知県の南国感が
他の3県よりも突出している印象なんですよね
夜明けのものがたりはまだ
準備が整っていないようだったので
外から記念撮影
ほどなく案内があり乗り込みます
今回はここまでです
*1:ただし剣山3号においては車内売店の営業は休止しているのでネット予約したアンパンマン弁当の受け取り場所は阿波池田到着直後の下車ホームとなる(他の5号、6号、8号では車内売店は通常営業で予約弁当も車内で受け取れる)
*2:3両編成の場合は2号車、4両編成の場合は3号車で混在していた指定席区画と自由席区画の区割りを取りやめ1両全席を指定席に統一、表向きには確実に着席出来る機会を増やす目的とあるが、同じ号車で座席区分を統一させることで、車掌業務の効率化、また指定席専用の座席頭部カバーが不要になりグリーン車席以外の普通車席全てで同一のカバーで対応でき交換作業の効率化、ひいては経費削減を図ったものだとも受け取れる