今回のおでかけは高速バスで
秋のライトアップの見物です
“くりばやし”とか“くりりん”とか読み違われがちですが
りつりんと読みます(ここ、テストに出ます!笑)
まず徳島駅前バスターミナルから
と真っ先に思い浮かべるでしょうがこの理由は後で分かります
徳島バス・四国高速バス・大川バスの共同運行便で
このうち四国高速バスについては
高速バス専用乗り場ではなく
徳島バスの一般路線バス乗り場の一角11番乗り場から発車します
モバイルチケットに対応しているので
チケット販売窓口に向かうことなくスムーズに乗車できます
乗車便の14時50分発は徳島バスの担当で
4列シート車ですが窮屈なことはなく
全然混雑していないのでゆったり過ごせます
今となってはデフォルトになってきた
電源コンセントも各席にちゃんと装備されています
徳島駅前を発車すると
下道にある乗車扱いのみの停留所を数箇所経由したあと
松茂スマートICから高速道に入ります
高松道に入ると進行方向左側遠くに
ここまで発車から30分ほどの移動時間です
鳴門西PA内にある徳島県内最後の乗車停留所、鳴門西に寄り
JR高徳線の線路をまたいだら程なく県境越えになり
右側に瀬戸内海が広がってきます
津田寒川IC直前で再びJR高徳線の上をクロス
その先の志度ICを過ぎた直後に再びクロスします
クロス部分はたいてい
特急うずしお号の車中から高速道路を見上げているので
バスからの眺めはとても新鮮に思えます
まもなく高松中央IC、ここで高速を下ります
松茂スマートICから高速に入ってたった35分ほどでここまで到達
関西や松山、高知方面に向かうのと違ってホントあっという間です
高速道路が開通するまでは“高徳特急バス”という名称で
国道11号線経由で
およそ2時間掛けて結んでいた路線なので格段の差です
これがJR特急うずしお号にとって脅威になっています
高速インターを下りて何箇所か降車扱いのみの停留所を経由し
次は栗林公園前停留所
高速バスだと栗林公園の目の前で降りられるんです
高松市内の渋滞も酷くなくほぼ定刻に着きました
徳島駅前からおよそ1時間20分ほどの道のりです
(終点まで乗っても1時間30分なので
特急うずしお号よりちょっと延びる程度になり
渋滞が酷い場合は除いてコスパもよく十分使える手段です)
停車駅の栗林駅で降りてそのまま徒歩20分程度か
後続の各停に乗り換えて
1駅先の栗林公園北口駅で降りて徒歩4分程度
というルートになりちょっとめんどくさくなります
時間帯によっては
栗林駅でスムーズに各停に乗り換えられないこともあったり
さらに平日だと運賃料金が高速バスより割高*2になってしまう
デメリットもありまして・・・
ということでバス停から徒歩1分掛かるか掛からないかで
メインゲートとなる東門へ
入園料は大人410円
自動券売機が数台並んでいますが
現金しか対応していないので
電子マネー決済やクレジット決済、QRコード決済など
キャッシュレスで購入する場合は
来訪時は一つしか開けていなかった
隣の有人窓口へ向かうことになります
キャッシュレス決済が普及浸透してきた昨今
券売機にキャッシュレス機能を搭載させた方が
利にかなっていると思うのですがいろいろ事情もあるのでしょう
栗林公園の夜間のライトアップイベントは
毎年年2回、春の桜咲く時季と秋の紅葉の時季に実施されていて
通常なら日暮れ時刻*3までの開園時間が
期間中は21時まで延長されます
今年2023年秋の部は
去る11月23日から12月3日までの11日間でした
入園してすぐに予約してあった和船めぐりのチケットを購入しに
乗船券売り場に向かいます
基本的に前日までの電話やウェブサイトからの事前予約必須なので
当日券は乗船希望便に空席がある場合のみ販売されます
(人気がある上に各便定員が6人なので競争率は極めて高いです)
ライトアップ時間中は17時30分から20時00分まで
15分間隔で11便運航され
予約便出航時刻の30分前までに購入する必要があります
東門から入ると左方向に進んだ先にあります
ここも各種キャッシュレス払いに対応しています
大人1人一回620円のチケット購入後
日の入り間近のほの明るい園内を乗船前に楽しみます
綺麗な錦鯉がいっぱい泳いでいます
今年の紅葉は遅れ気味だったようで
来訪日の12月1日(金)の時点でちょうどいい具合でした
ライトアップ点灯開始時刻は17時ちょうど
時間とともに園内は幻想的な雰囲気に包まれていきます
船の出航時刻が近付いてきたので乗り場へ移動
船頭さんから頭に被る笠と
腰に巻く棒筒状のライフジャケットを渡され装着
今時って肩胸を覆うベストタイプじゃないのもあるんですね
固定観念が崩れました
同乗のお客さんは
コロナ禍後回復著しい中華圏インバウンドの
ご家族らしきグループで船頭さんはそのグループに
「英語大丈夫?」と尋ねて
英語による案内解説を流暢にされていました
こういったインバウンド対応も今時は必須な時代ですよね
一番乗りだったので船の一番前の席に座らせてもらえました
目の前のカラフルなライトアップ装飾に心躍ります
ではいよいよ出航です!
が、一旦区切って次回とさせていただきます
和船に乗って見えた景色は?
晩御飯は何食べようか?
など・・・
*1:以前は全便委託されていたが2往復だけ復活した経緯がある
*2:最安のスマえきSきっぷでも片道2,550円で、高速バスの片道2,300円・往復で4,200円(ネット割でさらに2%引、回数券だとさらに安くなる)には叶わないが、土休日には往復で4,000円の週末自由席早トクきっぷがあり、高速バスとほぼ互角
*3:時期により異なる