讃岐高松・栗林公園秋のライトアップ2023を観に行ってきた! 前編

今回のおでかけは高速バスで

お隣香川県高松市中心部にある庭園栗林公園まで

秋のライトアップの見物です

“くりばやし”とか“くりりん”とか読み違われがちですが

りつりんと読みます(ここ、テストに出ます!笑)

 

まず徳島駅前バスターミナルから

高松駅行き高徳エクスプレスに乗車します

徳島から高松ならJR高徳線特急うずしおでしょ?

と真っ先に思い浮かべるでしょうがこの理由は後で分かります

徳島バス・四国高速バス・大川バスの共同運行便で

このうち四国高速バスについては

徳島バスからの委託運行になっています*1

この高松線のほか京阪神方面以外の中四国各方面行きの路線は

高速バス専用乗り場ではなく

徳島バスの一般路線バス乗り場の一角11番乗り場から発車します

モバイルチケットに対応しているので

チケット販売窓口に向かうことなくスムーズに乗車できます

乗車便の14時50分発は徳島バスの担当で

4列シート車ですが窮屈なことはなく

全然混雑していないのでゆったり過ごせます

今となってはデフォルトになってきた

電源コンセントも各席にちゃんと装備されています

 

徳島駅前を発車すると

下道にある乗車扱いのみの停留所を数箇所経由したあと

松茂スマートICから高速道に入ります

鳴門JCTまでは徳島道でそこから先は高松道です

高松道に入ると進行方向左側遠くに

出発点徳島駅前近くの眉山が見えます

ここまで発車から30分ほどの移動時間です

鳴門西PA内にある徳島県内最後の乗車停留所、鳴門西に寄り

JR高徳線の線路をまたいだら程なく県境越えになり

右側に瀬戸内海が広がってきます

津田寒川IC直前で再びJR高徳線の上をクロス

その先の志度ICを過ぎた直後に再びクロスします

クロス部分はたいてい

特急うずしお号の車中から高速道路を見上げているので

バスからの眺めはとても新鮮に思えます

右側遠くに源平合戦で名高い屋島が見えてくると

まもなく高松中央IC、ここで高速を下ります

松茂スマートICから高速に入ってたった35分ほどでここまで到達

関西や松山、高知方面に向かうのと違ってホントあっという間です

高速道路が開通するまでは“高徳特急バス”という名称で

国道11号線経由で

およそ2時間掛けて結んでいた路線なので格段の差です

これがJR特急うずしお号にとって脅威になっています

 

高速インターを下りて何箇所か降車扱いのみの停留所を経由し

次は栗林公園前停留所

高速バスだと栗林公園の目の前で降りられるんです

高松市内の渋滞も酷くなくほぼ定刻に着きました

徳島駅前からおよそ1時間20分ほどの道のりです

(終点まで乗っても1時間30分なので

特急うずしお号よりちょっと延びる程度になり

渋滞が酷い場合は除いてコスパもよく十分使える手段です)

 

JRの特急うずしお号利用で栗林公園に向かう場合

停車駅の栗林駅で降りてそのまま徒歩20分程度か

後続の各停に乗り換えて

1駅先の栗林公園北口駅で降りて徒歩4分程度

というルートになりちょっとめんどくさくなります

時間帯によっては

栗林駅でスムーズに各停に乗り換えられないこともあったり

さらに平日だと運賃料金が高速バスより割高*2になってしまう

デメリットもありまして・・・

 

ということでバス停から徒歩1分掛かるか掛からないかで

メインゲートとなる東門へ


入園料は大人410円

自動券売機が数台並んでいますが

現金しか対応していないので

電子マネー決済やクレジット決済、QRコード決済など

キャッシュレスで購入する場合は

来訪時は一つしか開けていなかった

隣の有人窓口へ向かうことになります

キャッシュレス決済が普及浸透してきた昨今

券売機にキャッシュレス機能を搭載させた方が

利にかなっていると思うのですがいろいろ事情もあるのでしょう

栗林公園の夜間のライトアップイベントは

毎年年2回、春の桜咲く時季と秋の紅葉の時季に実施されていて

通常なら日暮れ時刻*3までの開園時間が

期間中は21時まで延長されます

今年2023年秋の部は

去る11月23日から12月3日までの11日間でした

 

栗林公園秋のライトアップについて.pdf

 

入園してすぐに予約してあった和船めぐりのチケットを購入しに

乗船券売り場に向かいます

基本的に前日までの電話やウェブサイトからの事前予約必須なので

当日券は乗船希望便に空席がある場合のみ販売されます

(人気がある上に各便定員が6人なので競争率は極めて高いです)

ライトアップ時間中は17時30分から20時00分まで

15分間隔で11便運航され

予約便出航時刻の30分前までに購入する必要があります

東門から入ると左方向に進んだ先にあります

ここも各種キャッシュレス払いに対応しています

大人1人一回620円のチケット購入後

日の入り間近のほの明るい園内を乗船前に楽しみます

日の入り前の和船乗り場

綺麗な錦鯉がいっぱい泳いでいます

栗林公園のシンボル「偃月橋(えんげつきょう)」
今年3月に20年ごとの架け替え工事が竣工したばかりらしく
とても綺麗だった
ライトアップ時は立入制限され渡れなくなっていた

偃月橋てっぺんからの南湖の眺め
島の植え込みがキュートなハート型に剪定されている

今年の紅葉は遅れ気味だったようで

来訪日の12月1日(金)の時点でちょうどいい具合でした

定番撮影スポット「飛来峰」から偃月橋方向

ライトアップ点灯開始時刻は17時ちょうど

時間とともに園内は幻想的な雰囲気に包まれていきます


船の出航時刻が近付いてきたので乗り場へ移動

船頭さんから頭に被る笠と

腰に巻く棒筒状のライフジャケットを渡され装着

今時って肩胸を覆うベストタイプじゃないのもあるんですね

固定観念が崩れました

 

同乗のお客さんは

コロナ禍後回復著しい中華圏インバウンドの

ご家族らしきグループで船頭さんはそのグループに

「英語大丈夫?」と尋ねて

英語による案内解説を流暢にされていました

こういったインバウンド対応も今時は必須な時代ですよね

一番乗りだったので船の一番前の席に座らせてもらえました

目の前のカラフルなライトアップ装飾に心躍ります

ではいよいよ出航です!

 

が、一旦区切って次回とさせていただきます

 

和船に乗って見えた景色は?

晩御飯は何食べようか?

など・・・

 

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*1:以前は全便委託されていたが2往復だけ復活した経緯がある

*2:最安のスマえきSきっぷでも片道2,550円で、高速バスの片道2,300円・往復で4,200円(ネット割でさらに2%引、回数券だとさらに安くなる)には叶わないが、土休日には往復で4,000円の週末自由席早トクきっぷがあり、高速バスとほぼ互角

*3:時期により異なる