JR四国では
老朽化した通勤型気動車車両の置き換えのために
新型ハイブリッド式ローカル車両を
2年後の2026年にデビューさせる予定で
このたびリリース発表と車両のイメージ動画が
公式YouTubeチャンネルにて公開されました
当社で導入を計画している、新型ハイブリッド式ローカル車両のイメージ動画が完成しました!🎥
— JR四国営業部【公式】 (@JRshikoku_eigyo) February 14, 2024
「ハイブリッド式」を当社では初めて採用。燃料消費・排出ガス低減を図った「環境にやさしい鉄道車両」で、車体外観では、四国の豊かな自然、澄み切った空気や水が表現されています🍃… pic.twitter.com/4XaLNWxZu3
通勤ローカル型としては1500形以来の新型導入で
いよいよJR四国にもハイブリッド型が入ってきます
外観デザインは
コーポレートカラーのライトブルーが
下部にあしらわれていて
片運転台に両開き扉といった点は
どことなくキハ47を彷彿とさせるものです
新型では扉が3ヶ所になっている点が47とは違っています
顔は1500形7次車ぽく見えますね
ハイブリッド車両といえば
ちょうど10年前の2014年1月に
今回の新造発注先になっている
(1500形7次車の製造元でもある)
近畿車輛の「SMART BEST」が
やってきたことがあります
筆者も試乗会に申し込みましたが抽選にあえなく撃沈し
徳島駅まで撮影だけ行ってきました
この経緯から
これまでの1000(1200)形や1500形
といったローカル型気動車車両の
新造デビュー時の配置先が
いずれも徳島運転所であることから
おそらく今回の新造車も
一番に徳島運転所に配置されて
現在所属の最古参キハ40/47は廃車へ
1000形・1200形・1500形は
高知運転所や松山運転所に転属させ
玉突きで当地でのキハ32やキハ54といった
老兵通勤型気動車車両を置き換えるのではないかと
見込んでいます(あくまでも筆者の予想です)
今回の新造車は2両1編成ということで
まずは2025年12月に量産先行車4両(2編成)が完成
試運転を経て営業運転が始まり
先行車の運用運転実績を踏まえての量産車は
2027年度から順次導入されていくようです
第一陣のデビューが今から待ち遠しいです
ちなみに動画冒頭の“New Hybrid Vehicle”
って阿佐海岸鉄道のDMV “Dual Mode Vehicle”
絶対意識してるでしょ笑