伊予灘の絶景夕日と松山鯛めしの旅 その3

八幡浜駅を発車後およそ1時間後

そろそろアフタヌーンティーセットを堪能し終える頃合に

列車は内陸から伊予灘の海沿い区間に入ります

fumimaron707.hatenablog.com

 

上り便の双海編や道後編では

ここからが絶景ハイライト区間となるんですが

毎年10月下旬頃の道後編においては

さらに特別なひとときとなります

 

それは伊予灘に沈む夕日です

日の入り時刻と方角が列車の運行ダイヤと

ベストマッチする時期でして

毎年特にきっぷが取りにくくなります

筆者も初代デビューの年2014年10月25日の乗車以来

9年ぶりの乗車になるくらい

このサンセットシーズンにはご縁がありませんでしたから

今年はホントようやく取れたなと

2代目車両になってからはもちろん初めてです

2014年当時の道後編の運行ダイヤでは
乗車日の下灘駅の時点で日の入り時刻より若干早めだったが
この日も晴天に恵まれ素晴らしい夕日を望むことが叶った

しかしながらたとえきっぷが取れたとしても

乗車当日に夕日が拝めるかどうかは

お天気次第になるのでこれも運ですからね

そしてこの日は見事この上ない晴天の下での夕暮れ時になり

本当にラッキーでしたv(^o^)♪

ホント遠くからはるばる乗りに来た甲斐がありました♪

列車は区間最大のハイライトといえる下灘駅に停車

日曜日の快晴の秋の夕暮れ時とあって

やはり予想通り多くの見物観光客が詰め掛けていましたが

乗客の動線確保のためか

ホーム上への進入は自粛規制されていたようで

とてもスムーズに下車撮影できました


列車の発車時刻が近付いたので車内に戻ります

この日の松山の日の入り時刻は17時28分

なんと同時刻に発車というミラクルな日で

夕日が伊予灘に沈み切る瞬間を見届けて下灘駅をあとにします

 

発車後程なくして

土産品車内販売の巡回時に注文していた商品が

各座席に運ばれてきました

アフタヌーンティセット担当の

「Petit Paris」の焼き菓子3点セット*1

自分用と身内向けの2セットと

来年2024年のJR四国観光列車卓上カレンダーです

この焼き菓子の消費期限が短めだったので

この記事を記す前にはすでに食べ切っていましたが

あのアフタヌーンティーの味を思い出しながら

どれも美味しくいただきました

灘駅の感動的なサンセットの余韻に浸りつつ

すっかり夜の帳の下りた18時17分

終点松山駅3番ホームに定刻に到着

この時期の伊予灘の夕日を

伊予灘ものがたりに乗車の上で拝みたくて

早くから手配していたんですが

文句のつけようが無いベストコンディションで望めたこと

とても感慨深くありがたく思いました

 

このまま直後に接続する特急で日帰りも可能なのですが

今回はもう一つの目的のため松山で泊まることにしました

宿が市内の繁華街の方なので

JR松山駅前から伊予鉄の市内路面電車

5系統道後温泉行きに乗り換えます

5系統の10時~19時台は15分間隔の運転

写真を撮っていなかったら

18時26分のに間に合っていたのを

1本やり過ごしました

もし松山市駅へ向かうのであれば

8時~20時台で10分間隔運転の

環状内回り系統の2系統に乗ることになります

車両は今となってはだいぶ勢力を広げてきた新型の5000形

以前にも乗車したことがありますがとても静かで快適です

日曜日の夜だから空いているかなぁと思いきや

さすがは四国一の人口を誇る街

座席は見る見るうちに埋まり立ち客まで出る始末でした

路面電車に揺られること10分余り

19時00分ちょっと前に

松山一の繁華街である大街道(おおかいどう)電停で下車

 

撮影もそこそこにすぐ近くの宿へチェックインします

 

ちなみに市内路面電車の運賃は

現在大人1乗車200円(小児半額)ですが

ほんの何年か前までは160円で頑張ってらっしゃいました

一気にではなく段階的にとはいえ

10年も経たないうちに40円もの値上げです

伊予鉄は四国民鉄の中でも経営優良体質な印象の会社ですが

時代の流れというものは恐ろしいもので・・・

 

ホテルの客室は通りに面した最上階のトレインビュー

鉄ちゃんにはうれしいお部屋です♪

あと、この大手チェーンホテルはシングル部屋でも

トイレとバスタブが仕切られて分けられているタイプが

多く提供されていて気に入っています

さすがは大手住宅メーカーグループが手がけているだけありますね

 

ダイワロイネットホテル松山/楽天トラベル

 

数時間前にアフタヌーンティーを美味しくいただいたせいで

この時間にしては中途半端なお腹の空き具合

かといってもうあちこちうろつく元気も無いので

宿のすぐそばの宇和島に本店がある郷土料理の店で

軽く済ませることに

www.kadoya-taimeshi.com

注文したのは以前の宇和島旅の記事でもご紹介した

宮崎の冷汁に似たさつまをメインに

宇和島名物のふくめんフカの湯ざらし

そしてついこないだに

四国の食材に対する東北地方の某県知事の大失言が報じられ

全国的注目度が俄然アップ中のじゃこ天

の3種盛セットを付けたものに

同じく南予地域の鬼北町(きほくちょう)の柚子を使ったサイダー


 

ホントこれくらいの献立でちょうどいい感じで

さくさくっといただいて

帰りに手前のコンビニで飲み物などを買って

そそくさとホテルの自室へ戻ります

 

ちょっと一服してから入浴しましたが

せっかくなので

伊予灘ものがたりの乗車記念品でもらっていた

入浴剤を早速投入してみました

椿の甘い香りにほっこり癒されました

ちなみにこの入浴剤は

道後温泉旅館協同組合と(株)バスクリンの共同企画で

2017年7月に誕生したものらしく

広く全国で市販されているわけではなく

道後商店街や道後温泉旅館組合に加入の

旅館やホテルでしか購入できないようななかなかの希少品です

湯船に浸かっていてとてもいい感じで気に入ったので

今度の来訪機会に購入してみようかと思いました

www.bathclin.co.jp

さて、夜も更けてきたのでそろそろ床に就きます

おやすみなさい・・・

 

続きは次回へ

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*1:伊予柑パウンドケーキにクランベリーフィナンシェ、レモンピール(だったか?)マドレーヌの3点入り