折り返し宇和島駅行きほくほく編として
準備が整ったところで乗り込みます
今度は2号車黄金の章
お一人様向けカウンター席です
例によって食事はすでに配膳済み
担当のお店も往路同様
松山のヨーヨーキッチン!&宇和島の和日輔
両店舗のコラボで
愛媛南予地域と高知四万十地域の
食材を中心に使ったものに変わりはないものの
容器の形状と献立内容は変えられています
復路では
駅弁などで見られる紐を引っこ抜いて温めるタイプで
ぬくぬくをいただけました
この四万十産牛フィレ肉がとにかく柔らかくって
口の中で蕩けていたのが印象に残っています
前回紹介しそびれていましたが
乗車記念品は往路ぽっぽ編と同じ
記念缶バッジに
伊予灘ものがたり特製マグネットしおりと
ボールペンです
定刻12時45分、ホームからのお見送りを受けての発車
ゆっくり進んでいきます
吉野生(よしのぶ)駅運転停車中にやってきたのは
その車両は予土線3兄弟次男こと
海洋堂ホビートレインかっぱうようよ号
トロッコ車両は繋いでいなかったものの
三男新幹線とは江川崎駅でそれぞれ遭遇しているため
一応これで3兄弟ほぼコンプリート
ということですかね
一日で営業運用中の予土線の看板列車
3車両全てを見かけたのは
意外にも初めてかもしれません
ほくほく編最初の停車駅は松丸駅
往路と打って変わり人出は少なく
身動きしやすかったので
駅前のマルシェまで足を伸ばし
予土線にちなんだ絵柄の絵葉書を購入しました
広場ではスタンドピアノによる生演奏で
予土線の歌?が合唱され
場を盛り上げていました
松丸駅発車後
車内では往路同様に藁トトロのミニ置物や
和紙製の記念カードが配られます
次の停車駅である近永駅では
間近にすまいるえきちゃんとれっちゃくんを見ながら
往路にはなかった和太鼓の演奏をホーム上で楽しみます
続いて伊予宮野下駅へ
ここでもすまいるえきちゃんとれっちゃくんは大人気
駅に鎮座する大きな藁トトロとともに
記念撮影タイムが繰り広げられ
さらに跨線橋を渡って
伊予灘ものがたりの停車するホームへも
来てくれました
急な長い階段気をつけてね!
しれっと列車に乗り込もうとする
すまいるえきちゃんを制止している
この目を引くファンシーカラーの法被を纏い
れっちゃくんの被り物を着用し付き添っている人こそ
JR四国の3つの観光ものがたり列車をはじめ
藍よしのがわトロッコ
さらに新型特急各車両や8000系リニューアル
そして今後デビュー予定の
近郊型新ハイブリッド車両のデザイン設計を
一手に担ったJR四国のエース社員さんで
さらにはすまいるえきちゃん&れっちゃくんの
生みの親だったりします
TVや新聞などマスメディアから
これまで事あるごとに幾度も取材を受けておられるので
ご存知な方もいらっしゃるかもしれませんね
車内に戻ると駅前で配っていたらしい
郷土菓子の唐まんぽいもの?の焼き立てを
駅前まで出なかった人のために
添乗員の方々が配ってくれました
ちょうど甘いものが欲しかったので即効で完食です笑
記念撮影を楽しんでいるうちにあっという間に発車時刻
宇和島駅に向けてラストスパートです
務田駅を過ぎ
往路ではえっちらおっちらと登っていった急坂を
復路ではゆっくり心地好いスピードで下っていきます
坂を下りきり予讃線と合流したら到着間近
左側に車庫が見えてくると終点宇和島駅
往復5時間の旅はこれにて幕です
道中絶え間無い沿線での歓迎の嵐や
車内外で間髪入れずに
いろんなイベントが繰り広げられ
退屈する暇などなくあっという間でした
宇和島駅に着いてからも
伊達家ゆかりの地ということで
ホームでは
甲冑姿の集団による口上パフォーマンスがあったり
改札外ではみかんジュースの試飲販売が行われていたり
余韻がまだまだ残っています
このあと車内の片付けが終わり次第
車内見学会が企画されていて
さっき乗ってきたばかりですが
便乗させてもらいました
たっぷり乗ってきたとはいえ
3号車個室席陽華(はるか)の章
Fiore Suite(フィオーレ スイート)
には入れていないので
そういえば言い忘れていましたが
車内販売のお会計
これまで現金かPayPayのみだったのが
3月1日(金)から
各種クレジットカード(タッチ決済対応)や
全国相互利用交通系ICカードを含む
各種電子マネー決済にも
対応するようになっていました
キャッシュレス化の時代の波にようやく乗れたこと
これは些細なことながらも大きな進歩だと思います
なおキャッシュレス決済は
四国まんなか千年ものがたり
志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり
の車内でも同時に始まっています
詳しくは下記リリース5ページ目に
記載がありますのでご参考まで
https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2002%2022%2002.pdf
まだ始まったばかりで
アテンダントさんは新しい読取端末の操作に
不慣れな様子もみられましたが
そのうち馴染んでくることでしょう
車内見学を終えると
すまいるえきちゃん&れっちゃくんを囲んで
列車の前方で“記念撮影会”が繰り広げられていたので便乗
高知から出張してきたこうちれっちゃくん
兜や刀の小道具でキメています
ほどなくするとイレギュラーの2番ホームに
松山からの特急宇和海17号が到着
折り返し16時02分発の松山行き22号となります
これに乗って松山に戻るわけですが
朝乗ってきたのと同じ「半パンマン」でした
高知の馴染みの添乗員さんに
帰る旨のご挨拶をして乗り込みます
帰りは前側の2号車が松山駅の改札口に近いです
(って言えるのも今秋の新高架駅開業までになりますが)
発車の折にはすまいるえきちゃん&れっちゃくん
そして保護者のエース社員さんが
向かいのホームからお見送りしてくれていました
楽しかったよありがとう!と手を振り返し
次の機会もあるならば
そのときは3号車個室席プランで
予土線を満喫したいなぁ、と余韻にふけりつつ
足早に予讃線を北上していきます
ツアー帰りの人もいらっしゃってのことか
往路同様にちらほら相席が出るくらいにまで
混雑していました
あったかい車内で疲れからか
時折うつらうつらしている間に
17時25分、終点松山駅に到着です
ホテルに戻る前に夕飯の買出しをと
駅前電停から
宮田町電停まで
乗ったのは最新型5000形の
さらに今年1月に竣工し2月に運用入りしたばかりの
ピカピカド新車の5013でした
是非とも手持ちのSHIKOKU ICOCAで
乗ってみたかったけれど
この当日(3月2日)はまだ始まっていなくて残念...
前日と同じ店で買い物を済ませ
再び宮田町電停から環状2系統で乗ったのは
最古参級50形54(媛ひのき・媛すぎ電車)でした
この短時間で最新型の最新車と最古参級の
両方に乗れるなんて!?
一区間だけではもったいないので大手町電停まで
二区間乗っちゃいました笑
名物の郊外電車とのダイヤモンドクロスポイント
残念ながら郊外電車とは双方向とも
タイミングが合いませんでした...
実は今回のホテルは大手町電停からでもアクセスでき
JR松山駅前電停みたいに
地下道を潜って上がってしなくてもいいので
鉄ちゃん的にも疲れた体にも好都合なのでした
部屋に帰着してありきたりの夕飯をいただき
コーヒー牛乳と前日買って残しておいたせとか
をデザートに〆ます
このコーヒー牛乳のメーカー
らくれんは愛媛県内に本社があり
四国では名の通ったご当地メーカーです
(ポンジュースの方はさらに全国的に有名ですが)
ここの商品は愛媛以外の
四国内各地のスーパーなどにも
広く卸されていて
筆者の住む四国右側でも手軽に入手でき
このコーヒー牛乳の味が好きで
たま~に買っています
ちなみに高速松山道のすぐ沿道に本社があります
っとちょっと豆知識的なもの?を披露したところで
ツアー当日無事に終了です
お疲れ様でした
ではおやすみなさいZzz