JR四国 祝☆予土線全通50周年 伊予灘ものがたり記念特別ツアーに参加! 《3》

宇和島駅からぽっぽ編として予土線江川崎駅に到着

折り返し宇和島駅行きほくほく編として

準備が整ったところで乗り込みます

 

fumimaron707.hatenablog.com

今度は2号車黄金の章

お一人様向けカウンター席です

例によって食事はすでに配膳済み

担当のお店も往路同様

松山のヨーヨーキッチン!&宇和島の和日輔

両店舗のコラボで

愛媛南予地域と高知四万十地域の

食材を中心に使ったものに変わりはないものの

容器の形状と献立内容は変えられています

復路では

愛媛産の鯛と真珠貝*1の貝柱が入ったパエリアがあり

駅弁などで見られる紐を引っこ抜いて温めるタイプで

ぬくぬくをいただけました

この四万十産牛フィレ肉がとにかく柔らかくって

口の中で蕩けていたのが印象に残っています

 

前回紹介しそびれていましたが

乗車記念品は往路ぽっぽ編と同じ

記念缶バッジに

伊予灘ものがたり特製マグネットしおりと

ボールペンです

定刻12時45分、ホームからのお見送りを受けての発車

四万十川支流広見川沿いの絶景を拝みながら

ゆっくり進んでいきます

吉野生(よしのぶ)駅運転停車中にやってきたのは

窪川行きの普通列車

その車両は予土線3兄弟次男こと

海洋堂ホビートレインかっぱうようよ号

トロッコ車両は繋いでいなかったものの

長男トロッコ仕様とは宇和島駅で

三男新幹線とは江川崎駅でそれぞれ遭遇しているため

一応これで3兄弟ほぼコンプリート

ということですかね

一日で営業運用中の予土線の看板列車

3車両全てを見かけたのは

意外にも初めてかもしれません

 

ほくほく編最初の停車駅は松丸駅

往路と打って変わり人出は少なく

身動きしやすかったので

駅前のマルシェまで足を伸ばし

予土線にちなんだ絵柄の絵葉書を購入しました

広場ではスタンドピアノによる生演奏で

予土線の歌?が合唱され

場を盛り上げていました

線路脇の菜の花に春の訪れを感じた 松丸駅にて

松丸駅発車後

車内では往路同様に藁トトロのミニ置物や

和紙製の記念カードが配られます

次の停車駅である近永駅では

間近にすまいるえきちゃんとれっちゃくんを見ながら

往路にはなかった和太鼓の演奏をホーム上で楽しみます

続いて伊予宮野下駅へ

ここでもすまいるえきちゃんとれっちゃくんは大人気

駅に鎮座する大きな藁トトロとともに

記念撮影タイムが繰り広げられ

さらに跨線橋を渡って

伊予灘ものがたりの停車するホームへも

来てくれました

急な長い階段気をつけてね!

しれっと列車に乗り込もうとする

すまいるえきちゃんを制止している

この目を引くファンシーカラーの法被を纏い

れっちゃくんの被り物を着用し付き添っている人こそ

JR四国の3つの観光ものがたり列車をはじめ

藍よしのがわトロッコ

さらに新型特急各車両や8000系リニューアル

そして今後デビュー予定の

近郊型新ハイブリッド車両のデザイン設計を

一手に担ったJR四国のエース社員さんで

さらにはすまいるえきちゃん&れっちゃくんの

生みの親だったりします

TVや新聞などマスメディアから

これまで事あるごとに幾度も取材を受けておられるので

ご存知な方もいらっしゃるかもしれませんね

 

車内に戻ると駅前で配っていたらしい

郷土菓子の唐まんぽいもの?の焼き立てを

駅前まで出なかった人のために

添乗員の方々が配ってくれました

ちょうど甘いものが欲しかったので即効で完食です笑

記念撮影を楽しんでいるうちにあっという間に発車時刻

宇和島駅に向けてラストスパートです

務田駅を過ぎ

往路ではえっちらおっちらと登っていった急坂を

復路ではゆっくり心地好いスピードで下っていきます

坂を下りきり予讃線と合流したら到着間近

予讃線との合流点

左側に車庫が見えてくると終点宇和島

往復5時間の旅はこれにて幕です

宇和島駅到着
2番ホームには江川崎行きの普通列車
すまいるえきちゃん号キハ54-6

道中絶え間無い沿線での歓迎の嵐や

車内外で間髪入れずに

いろんなイベントが繰り広げられ

退屈する暇などなくあっという間でした

 

宇和島駅に着いてからも

伊達家ゆかりの地ということで

ホームでは

甲冑姿の集団による口上パフォーマンスがあったり

改札外ではみかんジュースの試飲販売が行われていたり

余韻がまだまだ残っています

江川崎行き普通列車 すまいるえきちゃん号 発車!

このあと車内の片付けが終わり次第

車内見学会が企画されていて

さっき乗ってきたばかりですが

便乗させてもらいました

車内見学会待機中

たっぷり乗ってきたとはいえ

3号車個室席陽華(はるか)の章

Fiore Suite(フィオーレ スイート)

には入れていないので

1号車 茜の章
車内装飾と2号車 黄金の章
3号車個室席 陽華(はるか)の章
Fiore Suite(フィオーレ スイート)
エントランス
3号車 アプローチと座席
窓のブラインドは電動式で専用リモコンで操作する

3号車専用の乗車記念撮影プレート

3号車エントランスには
初代車両に付けられていた
エンブレムが展示されている

そういえば言い忘れていましたが

車内販売のお会計

これまで現金かPayPayのみだったのが

3月1日(金)から

各種クレジットカード(タッチ決済対応)や

全国相互利用交通系ICカードを含む

各種電子マネー決済にも

対応するようになっていました

キャッシュレス化の時代の波にようやく乗れたこと

これは些細なことながらも大きな進歩だと思います

なおキャッシュレス決済は

四国まんなか千年ものがたり

志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり

の車内でも同時に始まっています

詳しくは下記リリース5ページ目に

記載がありますのでご参考まで

https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2002%2022%2002.pdf

まだ始まったばかりで

アテンダントさんは新しい読取端末の操作に

不慣れな様子もみられましたが

そのうち馴染んでくることでしょう

 

車内見学を終えると

すまいるえきちゃん&れっちゃくんを囲んで

列車の前方で“記念撮影会”が繰り広げられていたので便乗

高知から出張してきたこうちれっちゃくん

兜や刀の小道具でキメています

ほどなくするとイレギュラーの2番ホームに

松山からの特急宇和海17号が到着

折り返し16時02分発の松山行き22号となります

これに乗って松山に戻るわけですが

朝乗ってきたのと同じ「半パンマン」でした

高知の馴染みの添乗員さんに

帰る旨のご挨拶をして乗り込みます

帰りは前側の2号車が松山駅の改札口に近いです

(って言えるのも今秋の新高架駅開業までになりますが)

発車の折にはすまいるえきちゃん&れっちゃくん

そして保護者のエース社員さんが

向かいのホームからお見送りしてくれていました

楽しかったよありがとう!と手を振り返し

次の機会もあるならば

そのときは3号車個室席プランで

予土線を満喫したいなぁ、と余韻にふけりつつ

足早に予讃線を北上していきます

ツアー帰りの人もいらっしゃってのことか

往路同様にちらほら相席が出るくらいにまで

混雑していました

あったかい車内で疲れからか

時折うつらうつらしている間に

17時25分、終点松山駅に到着です

 

ホテルに戻る前に夕飯の買出しをと

駅前電停から

伊予鉄市内路面電車環状1系統で一区間

宮田町電停まで

乗ったのは最新型5000形の

さらに今年1月に竣工し2月に運用入りしたばかりの

ピカピカド新車の5013でした

是非とも手持ちのSHIKOKU ICOCAで

乗ってみたかったけれど

この当日(3月2日)はまだ始まっていなくて残念...

前日と同じ店で買い物を済ませ

再び宮田町電停から環状2系統で乗ったのは

最古参級50形54(媛ひのき・媛すぎ電車)でした

この短時間で最新型の最新車と最古参級の

両方に乗れるなんて!?

区間だけではもったいないので大手町電停まで

区間乗っちゃいました笑

名物の郊外電車とのダイヤモンドクロスポイント

残念ながら郊外電車とは双方向とも

タイミングが合いませんでした...

実は今回のホテルは大手町電停からでもアクセスでき

JR松山駅前電停みたいに

地下道を潜って上がってしなくてもいいので

鉄ちゃん的にも疲れた体にも好都合なのでした

 

部屋に帰着してありきたりの夕飯をいただき

コーヒー牛乳と前日買って残しておいたせとか

をデザートに〆ます

このコーヒー牛乳のメーカー

らくれん愛媛県内に本社があり

ポンジュースえひめ飲料と並ぶ

四国では名の通ったご当地メーカーです

ポンジュースの方はさらに全国的に有名ですが)

ここの商品は愛媛以外の

四国内各地のスーパーなどにも

広く卸されていて

筆者の住む四国右側でも手軽に入手でき

このコーヒー牛乳の味が好きで

たま~に買っています

ちなみに高速松山道のすぐ沿道に本社があります

らくれん本社

っとちょっと豆知識的なもの?を披露したところで

ツアー当日無事に終了です

お疲れ様でした

ではおやすみなさいZzz

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*1:宇和島では真珠の養殖が盛んで生産量は全国有数