前回からの続きです
筆者ほか2班の皆さんを乗せ
阿波海南文化村で地元保育園児に見送られながら11時21分定刻に発車
バスモードで走ること5分ほどで
先ほど列車を降りた阿波海南駅に隣接しているDMV阿波海南停留所へ
ここで鉄道モードにチェンジします
モードを転換する場所はモード・インター・チェンジ
(MIC)という名称の設備です
宍喰方面行きの場合は停留所発車直後に
阿波海南文化村行きの場合は停留所到着直前に通る箇所です
同様の設備はこの後紹介する甲浦(かんのうら)側にもあり
宍喰方面行きの場合は甲浦停留所到着前に
阿波海南文化村行きの場合は甲浦停留所発車後に通ります
モードチェンジ中は太鼓囃子のBGMとともに
車内のモニター画面に
開業前の試運転時代にあらかじめ撮影されたものと思われる
車外目線での形態変化の様子が解説字幕付きで流れます
ここはなかなかリアルタイム同時中継するのは
難しいのでしょうかね・・・
ちなみにこの太鼓囃子ですが
直感的に徳島だから阿波おどりだ!とよく勘違いされるみたいですが
地元海部高校郷土芸能部の生徒さんらによって演奏されたものです
※一般社団法人四国の右下観光局様facebookより
鉄道モードに転換したDMVは
「ゴットンゴットン」と
二軸トロッコ列車のような野太いレール音を響かせながら
途中、海部と宍喰の二つの駅に停まりつつ
甲浦まで南下していきます
宍喰駅の線路脇には
開業1周年記念のイベントの前夜祭の日
2022(令和4)年12月24日夜から
イルミネーションが点されるようになっていまして
昼間でもオブジェとして目を楽しませてくれます
前夜祭イベントについては こちら をご参照ください
甲浦MICにてバスモードに転換し
DMV開業に当たって新設された長いスロープを
Uターンしながら下ると甲浦停留所です
かつての気動車時代の終着駅で
駅待合所は外観はほぼそのままで改装され継続使用されています
以前は徳島バス南部や高知東部交通の路線バス乗り場だった所が
DMVの乗降場です
そして再びバスモードで海の駅東洋町停留所へ
DMV開業後は室戸方面へと向かう高知東部交通バスや
少し離れてはいますがさらには
大阪方面とを結んでいる徳島バスの高速バスにも乗降可能な
一大交通結節点となっています
空席がある場合に限り区間内停留所相互間での乗降が可能となっていまして
さらに昨年2022(令和4)年4月1日からは
JRの乗車券類で乗降できるシステムも始まりました
これらの件の詳細は下記記事にまとめてあります
しばし停車したあと発車、終点までラストスパートです
右側に太平洋を見つつ道の駅宍喰温泉停留所に到着します
3・4班が先回りしてきたバスにはすでに人気はありません
今回はここまでとします
次回へ続く・・・
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