【!!緊急告知!!】NHK総合テレビ「ノルノルミシル」半年振りの新作放送 旅先は予土線沿線

窪川からの観光列車の旅の続きはひとまず置いといて

緊急のお知らせです

NHK総合テレビの四国域ローカル番組

タレントのユージ氏が四国の公共交通機関で旅する企画の

ノルノルミシル

その新作が4月19日(金)・26日(金)

それぞれ夜7時30分から放送されます

今回は今年3月に全通50周年を迎えた予土線の旅です

19日に前編として愛媛の旅

翌週26日に後編として高知の旅

再放送は翌日の土曜日お昼前の11時25分からです

NHK+のご当地プラスでも

放送後から2週間見逃し配信されますので

四国以外にお住まいの皆様でもご覧いただけます

しまんトロッコ号からの眺め

また、それに前後してアンコール放送もあり

4月13日()再放送終了分の

香川県ことでんの回とフェリーで小豆島に渡った回が

それぞれ4月27日()の

ことでんの回は午前10時30分まで

小豆島の回は午前10時57分まで

投稿日現在、見逃し配信されています

ちなみにこれらの回については

ちょうど過去記事で紹介していました

fumimaron707.hatenablog.com

 

あとテレビの再放送では今後

4月30日(火)・5月1日(水)の

それぞれ夕方6時30分から

予讃線の旅 前・後編が予定されています

(これらも放送終了後2週間見逃し配信予定)

 

よかったら御覧になってみてください!

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桜はまだかいな?JR四国【志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり・さくらの抄】でめぐる春の西土佐路 〔2〕

fumimaron707.hatenablog.com

 

窪川駅から折り返し13時10分発

志国土佐 時代の夜明けのものがたり

開花の抄高知行きに乗り込みます

四国内の各ものがたり列車では

毎年春の桜咲く時期

桜をテーマに運転されるのが恒例になっていて

昨年は土讃線多度津大歩危間で運転の

四国まんなか千年ものがたり

花見を楽しんできましたが

(↓過去記事をご参照ください↓)

fumimaron707.hatenablog.com

この夜明けのものがたりについては

上下両便ともサブタイトルとして

さくらの抄と銘打って運転され

行先の幕表示もその仕様に変えられます

隣のホームには

予土線3兄弟長男ことしまんトロッコ

3月初頭に宇和島駅で見かけたときには

まだシーズン前で繋いでいなかった

トロッコ車両トラ45000

シーズンに入ったということでちゃんと繋がれていました

 

そういえばこの夜明けのものがたり

本来の土讃線西土佐運行便の乗車記を

当ブログで紹介するのって何気に初めてですね

最初はごめん・なはり線運行便でしたから

(↓過去記事ご参照ください↓)

fumimaron707.hatenablog.com

今回の座席は上り便では前側になる

2号車SORAFUNE

1号車での懐古の黒船のイメージに対し

未来感溢れる宇宙船をイメージする

デザインになっています

そのお一人様向けカウンター席です

電源コンセントが各座席に装備されています

電源コンセントはAC100Vタイプ

席座面の脇下部にはレバーがあり

操作すると回転するようになっていて

楽に座ったり立ったりできます

 

またテーブル自体も

回転トランスフォーム仕様で

反対側の窓際席のテーブルと一体化させて

対面レイアウトにもなります

座席が回転するのは

テーブルのそういう仕様に合わせたものでもあるんです

ただ、デビュー時がコロナ渦中であったことから

対面仕様での営業運行は当初から自粛され

それが今年2月の特別貸切ツアー時になって

ようやく初めて叶ったという次第です

(ツアー概要については下記リリースをご参照ください)

観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」初企画 土佐のおきゃくのものがたりの発売について.pdf

 

着席すると

やがて男性アテンダントさんが

きっぷの確認などにやってきました

2号車車端部には

車内販売の飲食メニューの注文を受けるブースがあり

乗客自ら出向いて注文しに行くスタイルで

各座席に置かれたメニュー表から

あらかじめ欲しいものを決めておきます

これは前にもちらっと触れたでしょうか

準備が整い次第“開店”となります

桜期間限定メニューとして今年は

春色フローズンマスカットモンブランが提供されていて

もちろんこれを目当てに乗りに来たんですから

注文しないわけにはいきません

 

発車時刻になりホームからのお見送りを受けながら

ゆっくりと列車が動き出します

ほどなく車販ブースがオープン

事前予約制の料理が配膳されるのはまだしばらく先なので

小腹を満たすべく開店直後の列に並んでお目当てを注文

早速春を感じながらいただきました

ストローで底の凍ったマスカットを砕くと
カップの中に春がやってくる♪

ちなみに今年3月1日から

JR四国の各ものがたり列車の車内販売の

キャッシュレス決済手段が拡充されましたが

外部との通信(携帯電波)を使うため

峠越えのトンネル連続区間で電波が不安定で途切れがちな

窪川駅から土佐久礼駅までの間は

これまでどおり現金オンリーになるようです

(下り便窪川行き立志の抄では確かこの区間通過前に

オーダーストップしていたので影響は及んでいないと思われ?)

週末休日のみ運行する観光列車のさらに上り便のためだけに

(まぁ特急列車も走っていますが)

このトンネル峠区間

携帯電波を受信させるための設備投資は

台所事情から難しいんでしょうね

そこやるなら

より需要が旺盛な割に携帯電波が不安定で

それに依存する車内Wi-Fiサービスが

宝の持ち腐れになっている

特急南風号のトンネル連続区間

どうにかしてくれっていうのが

利用者の切望というものでしょうから…

 

区間を終えて最初に停車するのは

土佐久礼(とさくれ)駅

カツオ一本釣り漁で有名な中土佐町の中心駅で

特急列車も停車し、駅近く徒歩圏内に

地元漁港で獲れた魚介類を扱う販売店

漁師飯などの飲食店などが並ぶ

有名な商店街や久礼大正町市場があり

休日には特に賑わっているようです

また毎年5月第3日曜日には

漁港でかつお祭りが開催されていて

毎回大盛況みたいです

町役場の観光案内によると

今年は5月19日()に開催が決定

有料予約席と無料自由席が設けられ

近日予約方法などが案内されるようです

(↓下記リンクご参照↓)

第33回かつお祭 開催決定!!|中土佐町

5類移行後初の本格開催*1ということで

コロナ禍以前みたいに大いに盛り上がりそうな予感です

 

で、当の夜明けのものがたりは当駅でも乗降扱いするので

降りて記念撮影ができます

駅舎の方では列車到着時に

地場産の各種産品の販売ブースが設けられます

再び小雨が降ってきたので下車の際ホームの歓迎隊の方から

傘の貸し出しがありました

こういうところにも

温かいおもてなし配慮の精神が表れていますね

些細なことですがホントにありがたいです

下りの窪川行き普通列車(1000形)が

やってくるとまもなく発車です

土佐久礼駅発車後に事前予約の料理が配膳されます

開花の抄では高知家満喫 “土佐流のおもてなし”コース

というタイトルで

高知の山海そして川の恵みふんだんに

沿線の代表施設持ち寄りで構成されていて

まず最初の料理は

中土佐町和食・宴 あずま提供

四万十ヒノキが使われた2段重に盛り付けられています

お店の紹介は↓↓下記リンクご参照

中土佐の美味しいお店

 

ちなみにこの四万十ヒノキの重箱は

車内販売で土産品としても取り扱っています

さくらの抄運転期間は料理の一部が桜仕様に

ド定番名物のカツオのたたき

その薬味の一つであるニンニクは匂いが広がらないよう

アルミ箔に包まれた状態で提供されています

ここにも優しい配慮が

 

まもなく絶景で名高い安和(あわ)駅に停車

駅の目の前がビューポイントの浜になっていて

窪川行きの立志の抄ではホームに下りられますが

高知行きの開花の抄では運転停車の扱いで

ドアは開かないので車内から車窓を楽しみます

安和駅の絶景に乾杯!

次の停車駅である須崎駅到着前に

土産品の車内販売が回ってきたので

身内への土産用のお菓子などを購入

(画像ありません、すみません汗)

もうこの地点では通信状態は安定していたので

無事にキャッシュレス決済できました

そしてほどなく須崎駅

開花の抄では約20分停車します*2

下車すると乗客に観光パンフや手作りの焼き菓子が配られます

(シーズンによっては地元産きゅうりなど農産物をもらったことも)

須崎市ゆるキャラしんじょう君の故郷

ご当地B級グルメの鍋焼きラーメンの聖地ということで

駅でも大看板を掲げPRされています

長い停車時間を利用してホームでは

地元の皆さんによるちょっとした物販や

『須崎駅19分劇場』と題した

プチ歓迎イベント的なものが催されます

この日は乗客参加のよさこい鳴子踊りなどでした

ダイヤ改正後もこの停車時間は確保されたので

改正以前から引き続き同じタイトルで

賑々しく実施されています

 

またつい先日3月30日に

高知県内で路面電車を除く最初の鉄道路線として開業した

須崎駅~日下駅間が開通100周年を迎えたこともあって

駅各所には記念の幟や看板が施されていました

駅舎自体も何年か前に地元市民が大きく関わり

リノベーションされて

オシャレな様相に生まれ変わりました

また100周年記念の当日には同区間

普段は予土線で走っている0系新幹線こと

鉄道ホビートレインによる記念乗車ツアーも実施され

大いに盛り上がっていたようです

(↓記念ツアーについての公式リリース↓)

 募集型企画旅行「土讃線『須崎駅~日下駅』開通100周年記念列車乗車ツアー」の発売について

 

須崎駅での濃ゆい歓迎おもてなしの後

上下の特急あしずり号

10号高知行きの2000系

路盤でも鍋焼きラーメンのPR!
『スサキエキなべやきラーメン』
の文字にも注目!

5号中村行きの2700系

それぞれをやり過ごしたあと発車となります


今回はここで一区切りです

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*1:昨年は移行直後ということで準備の都合からか定員予約制のみで開催された

*2:下り窪川行き立志の抄では短時間の運転停車に留まるので下車不可

桜はまだかいな?JR四国【志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり・さくらの抄】でめぐる春の西土佐路 〔1〕

早過ぎた開花の昨年とは対照的に

今年は3月下旬以降ようやく各地で

ソメイヨシノの開花発表が相次ぎ

その後4月に入ってからは満開の便りも増えました

桜前線は順調に北上中です

 

こと四国においては気象台の公式発表では

3月23日に高知市が全国一番乗りで

3月27日に愛媛・松山市

3月29日に香川・高松市

4月1日に徳島市

それぞれ開花発表され

 

高知市では3月31日に

松山市高松市で4月5日に

徳島市で4月6日に

それぞれ満開を迎え

今はもう旬は過ぎつつあります

 

今回のお出かけは高知の西部

いわゆる西土佐と呼ばれる地域を

JR四国の観光ものがたり列車

志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり

に乗って春を見つけにめぐります

www.jr-shikoku.co.jp

 

高知での開花発表あった翌日の

3月24日(

まず徳島駅から9時00分発の

徳島線特急列車 剣山3号で

阿波池田駅まで向かいます

キハ185系3両編成です

3月16日()の今春ダイヤ改正後から

ゆうゆうアンパンマンカーの運用が変更され

高徳線うずしお号での営業運行が

取りやめになった一方で

徳島線の剣山号のみで剣山3号から一日2往復

営業運行されることになりました*1

春休み期間中の日曜日ということもあってか

小さな子供連れファミリーが記念撮影して

乗り込む姿が多く見られました

以前は徳島駅からだと

午前中には乗れませんでしたからね

朝から乗りたいという

徳島のファミリー層の需要に

応えた格好でしょうか?

阿波池田には10時15分着

わずか5分の接続で下りたホームの

すぐ隣のホームから10時20分発

土讃線2700系アンパンマン運用の

高知行きの特急南風3号に乗り換えです

この日はきいろいアンパンマン編成

通常3両で運転のところ

1両増結の4両フルアンパンマン編成です

さすが春休み中の繁忙期設定期間とあって

なかなかの混雑

今改正から特急南風号では指定席が増やされた分

自由席が減らされた*2ので

途中駅からだとまず座れないだろうと見込み

あらかじめ指定席を確保していました

1時間以上の立ちっぱなしは

絶対に勘弁してほしいお年頃なので

JR西日本のネット予約システム

e5489(い~ゴヨヤク)で

楽々手配したんですが

チケットレスを選ぶと通常料金よりも安かったりします

(といいつつ発券も出来るという矛盾...)

e5489.jr-odekake.net

大歩危駅の桜はまだまだだった

アンパンマン車内チャイムからの

お馴染み戸田恵子さんボイスでの

アンパンマン列車乗車御礼アナウンスのあと

終点高知駅に11時30分少し過ぎ

定時より数分遅れての到着です

今春ダイヤ改正以前この南風3号からは

夜明けのものがたりの下り便

窪川行き立志の抄に接続を取っていたんですが

ダイヤ改正以降、大幅に運転時刻が変更され

その立志の抄には

高知駅9時39分着の南風1号・しまんと3号

から接続を取るようになりました

よって今回乗車するのは

窪川発の上り便開花の抄となります

 

ということで引き続き

11時49分発特急あしずり3号

土佐くろしお鉄道中村線直通

中村行きに乗り継ぎます

(この時間帯のあしずり号も

ダイヤ改正後のパターンダイヤ開始により

発車が以前よりも約10分遅くなりました)

今では末端区間で運用に就いている

2000系2両編成です

南風3号ほどではありませんが

高知駅発車時点では

窓際席は埋まりつつありました

 

もうお気づきかと思いますが

徳島駅から乗った特急3本とも

“3号”が割り振られていて

“3号のトリプル連鎖”になりました

 

女性車掌さんによる車内改札後

小腹が空いてきたので

徳島駅出発前に

駅のベーカリーショップで買ってあった

惣菜パンをかぶりつきます

 

高知駅から1時間余りの12時57分

夜明けのものがたりの待つ窪川駅で下車

徳島駅からここまで4時間ほどの行程なんですが

松山に向かうのより早く着くのに

松山に向かう時より疲労感を覚えるのは

なんでだろう?と

いつもこの界隈を訪れるたびに思います

これは年齢に関係なく以前からそうでした

乗換えが2回あるから?

過疎路線の予土線に近いせいからの秘境感?

まぁそんなことどうでもいいですよね苦笑

 

朝徳島を出るときに降っていた雨は

窪川に着くまでには上がり

湿気を帯びた生暖かいムワっとした空気に

南国感を覚えます

四国外民、特に冬は極寒の

北日本地方民の皆さまからすれば

四国全体が南国って

イメージなんでしょうけれど

四国に住んでいると高知県の南国感が

他の3県よりも突出している印象なんですよね

 

夜明けのものがたりはまだ

準備が整っていないようだったので

外から記念撮影

自販機も夜明けのものがたり仕様

ほどなく案内があり乗り込みます

高知駅から乗ってきたあしずり3号の発車を
夜明けのものがたり車内から見送る

今回はここまでです

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*1:ただし剣山3号においては車内売店の営業は休止しているのでネット予約したアンパンマン弁当の受け取り場所は阿波池田到着直後の下車ホームとなる(他の5号、6号、8号では車内売店は通常営業で予約弁当も車内で受け取れる)

*2:3両編成の場合は2号車、4両編成の場合は3号車で混在していた指定席区画と自由席区画の区割りを取りやめ1両全席を指定席に統一、表向きには確実に着席出来る機会を増やす目的とあるが、同じ号車で座席区分を統一させることで、車掌業務の効率化、また指定席専用の座席頭部カバーが不要になりグリーン車席以外の普通車席全てで同一のカバーで対応でき交換作業の効率化、ひいては経費削減を図ったものだとも受け取れる

海外でも大人気!JR四国 伊予灘ものがたり 日本で乗りたい観光列車アンケート 堂々の1位!

NHK海外向け番組

Japan Railway Journal

www3.nhk.or.jp

昨年2023年に

この番組内で紹介された10本の観光列車の中で

乗ってみたいものはどれ?

というアンケートを募ったところ

JR四国

伊予灘ものがたり

堂々の1位!となったとのこと

公式facebookでその旨が投稿されていました

このアンケート結果を伝える回の放送が

上記facebook投稿に記載の

リンク先↓↓↓で観られるほか

www3.nhk.or.jp

4月10日(水)未明4:00から

NHKのBSチャンネルでも観られます

早速リンク先から番組を観てみましたが

先日伊予灘ものがたり予土線ツアーの記事で

紹介したばかりの

例のJR四国のエース社員さんも

ばっちり紹介されていて

伊予灘ものがたりについて

かなり詳しく説明されていらっしゃいました

彼の出演部分では

彼の日本語説明に英字幕をつける形に

なっているのでよく理解できると思います

ほかキャスターの伝えている内容も映像から

雰囲気は何となく掴めるのではないでしょうか

あと、番組内では一切触れられていませんが

先日にも江川崎駅で出会ったばかりの

あの“オモシロ改造列車”も

しれ~っと大きく映り込んでいたりしていて

鉄ちゃん的にはそこも見所ポイントではないかと笑


このほか

伊予灘ものがたり単独で

紹介されている回があったので

合わせてリンク先↓↓↓を紹介しておきますね

www3.nhk.or.jp

こちらでもあのエース社員さんが

頑張って取材に対応されています

先のと同様に英語がわからなくても

大体の雰囲気は映像から掴めそうです

 

近年では四国が

海外の旅行ガイドブックなどにも

紹介されているらしく

東京や大阪・京都などの大都市部にはない

素朴な日本の原風景が

なかなかの高い人気だそうで

八十八箇所札所参りのお遍路さんにも

今となっては外国人も多く見られます

その影響もあるのかないのか

わかりませんが

とにかくワールドワイドでも高評価の

伊予灘ものがたりの人気が

これからもずっとずっと続きますように・・・

 

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JR四国・高徳線三本松~引田 間において 並行路線バスとの共通乗車制度開始

JR四国で

異種交通機関との新たな共通乗車制度が

今年度4月1日より始まったようです

 

四国では

JR牟岐線阿南駅以南で

JRと徳島バスとの共通乗車制度が

始まって久しいですが

これに次いで2例目となります

 

fumimaron707.hatenablog.com

 

東かがわ市モーダルミックス推進事業

と題した官民一体となった事業として

JR四国の高徳線三本松駅~引田駅間において

並行する国道11号線で運行されている路線バス

大川バスの引田線・五名福栄線の一部区間

共通乗車できるというもので

三本松駅~引田駅間が含まれる*1

JRの通学定期券を持っている方が対象

です

 

普通乗車券・回数乗車券・企画乗車券・通勤定期券は

対象外なので

恩恵を受ける客層はかなり限定的になっていますが

今後対象が広がるのか?にも注目したいところです

詳しくは下記公式リリース等をご参照ください

 

(JR四国)

JRの通学定期券をお持ちの方が大川バスも利用できるモーダルミックス推進事業を実施します.pdf

 

(大川バス)

お知らせ | 東かがわ市モーダルミックス推進事業 OKAWABUS

 

この区間

JR高徳線の高松通勤通学圏としては末端区間

普通列車の本数が少なく

日中時間帯には

次の便まで2時間空くこともあります

この不便さを解消すべく始まったこの事業

上手く回っていくといいですね

三本松駅にて 2015.03.22

引田駅にて 2012.10.07

 

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*1:高松~引田 間、志度讃岐白鳥 間等

JR四国 祝☆予土線全通50周年 伊予灘ものがたり記念特別ツアーに参加! 《4》了

fumimaron707.hatenablog.com

 

明けて3日目、天気は良好♪

朝食はJR宿泊プラン付属のバイキングです

観光客向けというよりは

ビジネスユース向けなホテルということもあってか

特に目立った郷土色はなく

だし巻き玉子にスクランブルエッグ

焼鮭にあらびきボイルウインナー

青菜のおひたしや蓮根きんぴらにサラダ各種

といった至ってド定番なラインアップです

しいて上げるなら味噌汁が甘いのが

愛媛流でしょうか

ド定番ながらもどれも手作り感に溢れていて

飽きのこない

家庭的でホッと安心できる内容と味でした

ほかにコーヒー、紅茶、ジュースなど

ちょっとしたドリンクバーもあります

食べ終わる間近に若い男子が入ってくるまでは

ずっと一人貸切状態でとても優雅にいただけましたよ

10時のチェックアウトぎりぎり近くまで

客室でゆっくりしてからJR松山駅

この日は1月下旬から6回にわたって催行された

伊豆急所属の観光列車ザ・ロイヤル・エクスプレス

四国 瀬戸内クルーズトレインの松山出発最終回

先月は到着のお出迎えでしたが

今回は発車のお見送りです


発車案内標には瀬戸大橋や四国の地図のドット画

駅係員さん頑張りました

10時17分 松山駅2番のりばに

桃太郎ことEF210電気機関車

355号機に牽引されて入線してきます

この機関車、やけにピカピカだなぁ

と思っていたら

昨年度製造されたばかりの新型機だそうで

この車両系統で初めてLED前照灯

採用されたらしいです

大迫淳英氏の松山での最後のバイオリン演奏を楽しみ

10時29分

下りの定期便普通電車が到着後ただちに

警笛を鳴らして今治に向けて出発です

もし次回も同じ時期に

同様のツアーが企画されるなら

その頃にはもうこの地平ホームではなく

高架ホームなんだよなぁと思うと

ちょっと感慨深くなってしまいました

最初で最後(になるであろう)の地平ホーム着発

その両方を見届けられたことは

とても貴重な体験です


www.youtube.com

 

この後11時23分発の高松行き

特急いしづち16号で帰路に就きますが

まだ時間があるので一旦改札を出て

キヨスクで列車内でいただく弁当を調達します

かつて改札内の一角で売られていた

松山駅の古くからの名物駅弁「醤油めし」です

素朴な味付の炊き込みご飯に錦糸玉子を敷きつめ

鶏肉や山菜、しいたけなどの具材が

のっかったものになります

地元の製造業者が撤退して以降は

岡山の三好野本店がレシピを引き継ぎ

現在は松山駅キヨスクはじめ

高松駅の駅弁コーナーなどで販売されています

岡山で作られた松山駅名物駅弁を

岡山や高松に向かう列車内でいただくというのも

なんだか妙な気分ですが

細かいことは置いときましょう

美味しければいいんですよ笑

 

さてぼちぼち再入場してホームで待ちます

11時15分特急しおかぜ・いしづち3号が到着

お馴染みの8000系ですがそのいしづち側はなんと

昨年暮れにリニューアル第1陣としてデビューした

S4編成ではありませんか!?

心の中で「よっしゃー!!!」と叫んでしまいました笑

指定席取ってあるので

並んでいなくても確実に座れることをいいことに

発車準備の間 車外から撮りまくります笑

S4編成の自由席車
電源コンセントは窓直下に設けられた

発車準備が整いいよいよ乗り込みます

8号車に設置されていた

飲料自販機は撤去されていました

自販機があった箇所は大型荷物置き場に

自由席車のシートは

モケット地の張替えのみにとどまったらしいですが

指定席車のシートは

全席にコンセントを設置するにあたり全面的に新調

2700系に倣ったフォルムになっていました

テーブルについても

2700系のと同様の仕様という印象です

シートの頭部カバーは

2000系、185系などで運用の

特急列車普通車席でもお馴染みになってきた

洗濯要らずの不織布タイプで

作業の手間削減、経費削減の努力を垣間見ました

あと座り心地も2700系ぽいかなと

座面が以前よりもハードになって

無駄に沈み込みません

座席のモケット柄は隣り合わせ1ユニット色違いで

名産の柑橘がデザインされています*1

車内の遮光は

水平方向に開閉させる布カーテンから

8600系・2600系・2700系に倣って

上下自由固定式のロールカーテンに変更されています

このことで車窓がある程度楽しめるようになりました

けどまぁとにかく一番の大躍進は8000系車内で

電源コンセントが使えるようになったことです

肘掛のコネクタの向きは

他の新造特急車両と違って横方向でした

(参考)2600系普通席電源コンセント

これを都合がいいかとかよくないかとか

感じるのは人それぞれでしょうね

USBの差込口が上を向けられるので

膝を干渉しにくく

筆者にとってはちょうどいいと思いました

砥部焼の洗面台は以前のまま健在
トイレは洋式 温水洗浄機能付のものに交換

・・・って撮りまくっていたら

あっという間に発車時刻になっていたようで

急に動き始めてよろけちゃいました苦笑

 

ではそろそろお弁当いただきましょうか♪

さくらんぼは最後まで取っとく派です笑

1時間前に先発していったロイヤルエクスプレスに

どこかで追い付くんですが

位置情報サイトによるとどうやら伊予西条駅の様子

列車名のないものがロイヤルエクスプレスと思われ

今治駅で乗客を降ろした後に

伊予西条駅まで回送されたようです

伊予西条駅でも今期最後の勇姿を拝みに

見物客がちらほら訪れていて

中にはこっちのリニューアル8000に

カメラを向けている人も

当駅から再び松山運転所まで回送で引き返してもう一夜明かし

翌朝今治駅まで迎えに行ったらしいです

機回しと留置管理の都合とはいえ手間が掛かってますね

裏方さんたちのご苦労が窺えます

 

このあと列車は順調に東進し

伊予三島駅にて
8000系アンパンマン編成の
しおかぜ・いしづち9号と行き違い

宇多津駅で岡山行きのしおかぜ号と分かれ

定刻13時55分に終点高松駅7番ホームに到着

隣の6番ホームには

岡山行きの快速マリンライナーが発車を待っていますが

5000系の先頭車(岡山行きだと最後尾ですが)には

瀬戸大橋線利用3億人キャンペーンの

ヘッドマークが掲出されていました

確かちょうどこの当日の午前の便で

お披露目取り付けされたばかりだったかと思います

下記リリース参照

瀬戸大橋線ご利用3億人キャンペーン 第2弾 ヘッドマークお披露目式を実施します!.pdf

 

記念撮影をいそいそと済ませて

3番ホーム14時10分発

徳島行き特急うずしお17号に乗り換えます

2600系第1編成でした

2600系では座席に可動式の枕や

フットレストが付いていたりで

2700系よりも

ちょっぴりゴージャスな装備なのですが

その2651の

通常なら指定席固定の1番A席の枕が大変な状態に?!

何があった?“いちばんえぇ席”なのに・・・

 

左前方に眉山が見え吉野川橋梁を渡ると

まもなく終点徳島駅です

定刻15時16分 2番ホームに到着


今旅はこれにて終了です

今回もトラブルのない

思い出深いいい旅をありがとうございます

 

そしてお読みいただきありがとうございます

 

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*1:自由席車のモケット柄は瀬戸の海をイメージしたブルー基調

JR四国 祝☆予土線全通50周年 伊予灘ものがたり記念特別ツアーに参加! 《3》

宇和島駅からぽっぽ編として予土線江川崎駅に到着

折り返し宇和島駅行きほくほく編として

準備が整ったところで乗り込みます

 

fumimaron707.hatenablog.com

今度は2号車黄金の章

お一人様向けカウンター席です

例によって食事はすでに配膳済み

担当のお店も往路同様

松山のヨーヨーキッチン!&宇和島の和日輔

両店舗のコラボで

愛媛南予地域と高知四万十地域の

食材を中心に使ったものに変わりはないものの

容器の形状と献立内容は変えられています

復路では

愛媛産の鯛と真珠貝*1の貝柱が入ったパエリアがあり

駅弁などで見られる紐を引っこ抜いて温めるタイプで

ぬくぬくをいただけました

この四万十産牛フィレ肉がとにかく柔らかくって

口の中で蕩けていたのが印象に残っています

 

前回紹介しそびれていましたが

乗車記念品は往路ぽっぽ編と同じ

記念缶バッジに

伊予灘ものがたり特製マグネットしおりと

ボールペンです

定刻12時45分、ホームからのお見送りを受けての発車

四万十川支流広見川沿いの絶景を拝みながら

ゆっくり進んでいきます

吉野生(よしのぶ)駅運転停車中にやってきたのは

窪川行きの普通列車

その車両は予土線3兄弟次男こと

海洋堂ホビートレインかっぱうようよ号

トロッコ車両は繋いでいなかったものの

長男トロッコ仕様とは宇和島駅で

三男新幹線とは江川崎駅でそれぞれ遭遇しているため

一応これで3兄弟ほぼコンプリート

ということですかね

一日で営業運用中の予土線の看板列車

3車両全てを見かけたのは

意外にも初めてかもしれません

 

ほくほく編最初の停車駅は松丸駅

往路と打って変わり人出は少なく

身動きしやすかったので

駅前のマルシェまで足を伸ばし

予土線にちなんだ絵柄の絵葉書を購入しました

広場ではスタンドピアノによる生演奏で

予土線の歌?が合唱され

場を盛り上げていました

線路脇の菜の花に春の訪れを感じた 松丸駅にて

松丸駅発車後

車内では往路同様に藁トトロのミニ置物や

和紙製の記念カードが配られます

次の停車駅である近永駅では

間近にすまいるえきちゃんとれっちゃくんを見ながら

往路にはなかった和太鼓の演奏をホーム上で楽しみます

続いて伊予宮野下駅へ

ここでもすまいるえきちゃんとれっちゃくんは大人気

駅に鎮座する大きな藁トトロとともに

記念撮影タイムが繰り広げられ

さらに跨線橋を渡って

伊予灘ものがたりの停車するホームへも

来てくれました

急な長い階段気をつけてね!

しれっと列車に乗り込もうとする

すまいるえきちゃんを制止している

この目を引くファンシーカラーの法被を纏い

れっちゃくんの被り物を着用し付き添っている人こそ

JR四国の3つの観光ものがたり列車をはじめ

藍よしのがわトロッコ

さらに新型特急各車両や8000系リニューアル

そして今後デビュー予定の

近郊型新ハイブリッド車両のデザイン設計を

一手に担ったJR四国のエース社員さんで

さらにはすまいるえきちゃん&れっちゃくんの

生みの親だったりします

TVや新聞などマスメディアから

これまで事あるごとに幾度も取材を受けておられるので

ご存知な方もいらっしゃるかもしれませんね

 

車内に戻ると駅前で配っていたらしい

郷土菓子の唐まんぽいもの?の焼き立てを

駅前まで出なかった人のために

添乗員の方々が配ってくれました

ちょうど甘いものが欲しかったので即効で完食です笑

記念撮影を楽しんでいるうちにあっという間に発車時刻

宇和島駅に向けてラストスパートです

務田駅を過ぎ

往路ではえっちらおっちらと登っていった急坂を

復路ではゆっくり心地好いスピードで下っていきます

坂を下りきり予讃線と合流したら到着間近

予讃線との合流点

左側に車庫が見えてくると終点宇和島

往復5時間の旅はこれにて幕です

宇和島駅到着
2番ホームには江川崎行きの普通列車
すまいるえきちゃん号キハ54-6

道中絶え間無い沿線での歓迎の嵐や

車内外で間髪入れずに

いろんなイベントが繰り広げられ

退屈する暇などなくあっという間でした

 

宇和島駅に着いてからも

伊達家ゆかりの地ということで

ホームでは

甲冑姿の集団による口上パフォーマンスがあったり

改札外ではみかんジュースの試飲販売が行われていたり

余韻がまだまだ残っています

江川崎行き普通列車 すまいるえきちゃん号 発車!

このあと車内の片付けが終わり次第

車内見学会が企画されていて

さっき乗ってきたばかりですが

便乗させてもらいました

車内見学会待機中

たっぷり乗ってきたとはいえ

3号車個室席陽華(はるか)の章

Fiore Suite(フィオーレ スイート)

には入れていないので

1号車 茜の章
車内装飾と2号車 黄金の章
3号車個室席 陽華(はるか)の章
Fiore Suite(フィオーレ スイート)
エントランス
3号車 アプローチと座席
窓のブラインドは電動式で専用リモコンで操作する

3号車専用の乗車記念撮影プレート

3号車エントランスには
初代車両に付けられていた
エンブレムが展示されている

そういえば言い忘れていましたが

車内販売のお会計

これまで現金かPayPayのみだったのが

3月1日(金)から

各種クレジットカード(タッチ決済対応)や

全国相互利用交通系ICカードを含む

各種電子マネー決済にも

対応するようになっていました

キャッシュレス化の時代の波にようやく乗れたこと

これは些細なことながらも大きな進歩だと思います

なおキャッシュレス決済は

四国まんなか千年ものがたり

志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり

の車内でも同時に始まっています

詳しくは下記リリース5ページ目に

記載がありますのでご参考まで

https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2002%2022%2002.pdf

まだ始まったばかりで

アテンダントさんは新しい読取端末の操作に

不慣れな様子もみられましたが

そのうち馴染んでくることでしょう

 

車内見学を終えると

すまいるえきちゃん&れっちゃくんを囲んで

列車の前方で“記念撮影会”が繰り広げられていたので便乗

高知から出張してきたこうちれっちゃくん

兜や刀の小道具でキメています

ほどなくするとイレギュラーの2番ホームに

松山からの特急宇和海17号が到着

折り返し16時02分発の松山行き22号となります

これに乗って松山に戻るわけですが

朝乗ってきたのと同じ「半パンマン」でした

高知の馴染みの添乗員さんに

帰る旨のご挨拶をして乗り込みます

帰りは前側の2号車が松山駅の改札口に近いです

(って言えるのも今秋の新高架駅開業までになりますが)

発車の折にはすまいるえきちゃん&れっちゃくん

そして保護者のエース社員さんが

向かいのホームからお見送りしてくれていました

楽しかったよありがとう!と手を振り返し

次の機会もあるならば

そのときは3号車個室席プランで

予土線を満喫したいなぁ、と余韻にふけりつつ

足早に予讃線を北上していきます

ツアー帰りの人もいらっしゃってのことか

往路同様にちらほら相席が出るくらいにまで

混雑していました

あったかい車内で疲れからか

時折うつらうつらしている間に

17時25分、終点松山駅に到着です

 

ホテルに戻る前に夕飯の買出しをと

駅前電停から

伊予鉄市内路面電車環状1系統で一区間

宮田町電停まで

乗ったのは最新型5000形の

さらに今年1月に竣工し2月に運用入りしたばかりの

ピカピカド新車の5013でした

是非とも手持ちのSHIKOKU ICOCAで

乗ってみたかったけれど

この当日(3月2日)はまだ始まっていなくて残念...

前日と同じ店で買い物を済ませ

再び宮田町電停から環状2系統で乗ったのは

最古参級50形54(媛ひのき・媛すぎ電車)でした

この短時間で最新型の最新車と最古参級の

両方に乗れるなんて!?

区間だけではもったいないので大手町電停まで

区間乗っちゃいました笑

名物の郊外電車とのダイヤモンドクロスポイント

残念ながら郊外電車とは双方向とも

タイミングが合いませんでした...

実は今回のホテルは大手町電停からでもアクセスでき

JR松山駅前電停みたいに

地下道を潜って上がってしなくてもいいので

鉄ちゃん的にも疲れた体にも好都合なのでした

 

部屋に帰着してありきたりの夕飯をいただき

コーヒー牛乳と前日買って残しておいたせとか

をデザートに〆ます

このコーヒー牛乳のメーカー

らくれん愛媛県内に本社があり

ポンジュースえひめ飲料と並ぶ

四国では名の通ったご当地メーカーです

ポンジュースの方はさらに全国的に有名ですが)

ここの商品は愛媛以外の

四国内各地のスーパーなどにも

広く卸されていて

筆者の住む四国右側でも手軽に入手でき

このコーヒー牛乳の味が好きで

たま~に買っています

ちなみに高速松山道のすぐ沿道に本社があります

らくれん本社

っとちょっと豆知識的なもの?を披露したところで

ツアー当日無事に終了です

お疲れ様でした

ではおやすみなさいZzz

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*1:宇和島では真珠の養殖が盛んで生産量は全国有数